画像:ジャーナリストの安田純平さん=東京都で2015年1月、宮間俊樹撮影

ジャーナリストの安田純平さん=東京都で2015年1月、宮間俊樹撮影


 「本当に良かった」「生還を信じていた」−−。安田純平さんとみられる男性がシリアの武装勢力から解放されたと23日深夜、政府が発表した。連絡を絶って約3年4カ月。家族や知人のジャーナリストらは無事の帰国を願った。


 ジャーナリストの高世仁さん(65)は、安田さんがシリアに入る直前にトルコに滞在していたころ、取材のアイデアをやり取りしていたという。深夜に舞い込んだ知らせに、「本当に良かったなという気持ち」と喜んだ。拘束は長期間に及んでおり、「ものすごく過酷な環境の中で長い年月を過ごしていたとみられ、心身ともに無事な状況で解放されたのか心配だ」とも語った。


 安田さんを巡っては行方不明になった後、ネットなどで「自己責任だ」という批判もあったが、高世さんは「リアルな戦争の現場をちゃんと知らせないといけないという志で、安田さんは紛争地を取材していた。日本に戻って健康が回復したら、再び取材してほしい」と話した。


 「3年は長かったと思う。ただ安田君はタフなので、体調などは心配していない」と話すのは、安田さんの友人でジャーナリストの常岡浩介さん(49)。「世界で一番ホットな場所を見続け、生還する。安田君がどんなものを見ているか想像が及ばないところがある。最大限の効果が上がる形で発表できるよう応援したい」と再会を心待ちにしていた。


 報道カメラマンの横田徹さん(47)は、解放されたとする情報を共通の知人からの連絡で知った。「安田さんがシリアに向かう直前までメールでやりとりをしていたので、解放されてうれしい」とほっとした様子で話した。横田さんも中東取材の経験が豊富で、安田さんを巡る情報をずっと集めていたという。「武装組織が公開した動画も(安田さんは)言わされていたのだと思う。帰国したら拘束されていた間に何があったのかを聞きたい」と話していた。【福島祥、大村健一】



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