デパート最大手の「三越伊勢丹ホールディングス」は、赤字の続く3店舗を閉店すると発表しました。

 三越伊勢丹ホールディングスが閉店を決めたのは、「伊勢丹相模原店」と「府中店」、「新潟三越」の3店舗です。「伊勢丹相模原店」は1990年、「府中店」は96年に開店しましたが、2003年度以降はあわせておよそ138億円の損失を計上するなど採算が悪化し、来年9月での閉店が決まりました。

 閉店する3店舗は、いずれも同じ地域の店舗と差別化が図れず長期間にわたって赤字が続き、回復は難しいと判断された形です。

 三越伊勢丹ホールディングスは、今年3月までに伊勢丹松戸店など特に赤字の続いた3店舗を閉店していて、今後も不採算店舗の整理を進めていくものとみられます。