こんばんは(*^-^*)

台風の進路が益々ヤな感じになってきましたね。

高気圧がもう少し太平洋側に引っ込んでくれたらいいのに。

四国・広島・岡山から離れたらいいのにと思います。

 

さて、本日すべてが終わりました。 けどまた別のが出て来たけど。。。まあ、2週間あるからどうにかするww

結構疲れたけど、すごく良い研修になったなぁって思います。

で、今日の「困難が人を育て 便利が人をダメにする」「心を育てる事とは」のお話がすごく良かったので、ちょっと書き残しときます。

記念講演だからいいよね?多分(^▽^;)

 

カウンセラーの方のお話だったんですが、最近の子供達の変化と、子育てについてのお話でした。

沢山の子供達に関わってきて、この方が感じられたのは、最近の子供達は反抗期が女の子は1歳半からはじまり、思春期になると、女の子は9~10歳、男の子は16歳くらいからになっていて、男女の心の成長の開きが顕著になっているとの事。

女の子がなぜこんなに早く思春期が来るのかの理由は簡単。

女の世界は複雑で怖いから。

うん。確かにwww

 

まあ、ある程度ほっといても(道を正してやる事は必要ですが)、女の世界に身を置くことで、女の子は対人関の困難さに向き合い、ちゃんとそれを乗り越える力を身に付けていく。

でも男の子は、中々その機会に恵まれず、高校生になって初めて対人関係の困難さに気づいて、反抗期に突入していくそうです。

 

つまり心を育てるという事は、「対人関係の困難に立ち向かう力」を身に着けるという事であると。

 

今、親が先回りして、子供が乗り越えるべき障害物を取り除いてしまう子育てが多く見られるそうで、これを「カーリング子育て」と名付けておられました。

そして、これに当てはまる親御さんは、甘やかし・拒否的・構いすぎのどれかが顕著であると。

また、そういう環境で育った子供は大体2つに分類されるそうです。

 

1つは「勝手脅迫」

これはこの方の造語ですが、説明を聞いてすごく納得しました。

【周りはそんなに要求していないのに、自己要求が高くて失敗したら逃げる子供】

例えば寝坊してしまって、遅刻するくらいなら学校を休む選択をする等。

 

2つ目は「他罰症」

【「自分が〇○したのは、あなたが私に〇○したせい。あなたが私に〇○させた」と責任転嫁する子供】

だそうです。

 

このような子育てに足りないものは「父性愛」だそうで、「父性愛」とは、困難に立ち向かう力を養ってあげる事。つまり「父性愛」こそが心を育てる為の重要な鍵であるそうです。

 

そもそも子供は、色んなものに興味を示し、動きまわり、色んな事に夢中になって、様々なことを覚えていく。

楽しいだけでなく、危険な事に遭遇して危機管理能力を身に付けていく。

色んな個性の子供がいて、それこそ落ち着きのない子供も大人しい子供もいる。

なのに、なぜ「子供はこうでなければならないって枠で括ってしまうのか」と問いかけられました。

 

ですよね。

自分の子供の頃を振り返ったら、私、今なら絶対ADHDって診断受けてたと思います。

それくらい落ち着きなくて、遊びに夢中で帰ってこなくて、突発的な行動が多かった。

あと拘ったら、とことんまで行くっていうね(^▽^;)

時間の流れが今とは全然違うし、田舎だったからって言うのもあるけど、「私」がどんな子か、何を教えればいいのか、自分で出来る事を増やすためにはどうすればいいのか。

母は沢山考えて実行してくれてたんだなぁって思います。

お陰でのびのび私らしく成長できた。

まあ、何度か柱に括りつけられたりしたけどwww

 

あら、脱線w

 

でも、私の母がしてくれたことって、「母性」だけでなく「父性」も内包した子育てだったんだなぁって、今回の講演を聞いて思いました。

 

つづき。

「父性愛」を実践するためにはと言う事で、こんなお話をされました。

①子供の個性を知る

②肯定する ← 「母性愛」 生まれてくれてありがとう。良い所をしっかり握りしめて離さない事。

③気迫 ← 「父性愛」 思い通りに行かないことがある事を教え伝える事。

④繰り返し ← 子供の成長は波形。登ったり下ったりしながら成長していくので、①~③を諦めず繰り返していく事。

それが大事であると。

 

特に③は怒鳴る必要も叩く必要もなく「子供の眼を見て、悪い事であると短く伝える」それが大事であると話されてました。

 

「何でこんなことしたの?」「あの時もこの時も同じ事で怒られたでしょ!」「悪いと思ってるの!?」「反省してるの!?」

よくやっちゃいますよねw

こういう怒られ方した時の子供の「はい」は、「ごめんなさいって言っとけば早く終わる」でしかなく、反省なんてしてませんよって。

それよりは、悪い事は許しませんって言う事を目を見て伝える事が大事。

つまり「気迫」を持って子供に対峙しなさいって。

 

あと、「○○ちゃんらしくない事をするな」って言うのはとても効果があるそうです。

子供自身を肯定しつつ、悪い事は悪いと伝える事がスムーズに行く方法との事。

これは、前に心理の先生にも聞いた事があったので、てんかん性精神障害の方に使ったら、本当に効果ありました。

「私は○○さんなら出来ると思うから言ったんだよ」とか「私は○○さんはこんな人だと思ってたのに違うのかな?」とか、「私」発信してみたら、私自身も冷静に対処できたし、対象者もすんなり聞くことができたんです。

 

今、知的障害者の支援では「意思決定」が叫ばれています。

意思決定支援って、失敗も含めた経験を沢山して、選択肢を増やし、自己決定ができるようにしましょうって事なんですけど、障害のない子供達も、自分で乗り越えていかなくてはいけない障壁を取り除いた育てられ方をしてる子もいるんだなぁって改めて思いました。

 

そして、今回のお話は、私にとって後輩の育成にも役立つお話でした。

たぶんね、「子供はこう」って括りは、後輩育成の時には「ゆとり」はって括りに当てはまるかなぁと。

で、ちょっと注意すると逃げたりするから、注意や助言を躊躇したり。

まぁ、この前のケア会議で、全員にかなりキツイ事言ったけどね(^▽^;)

 

今どきの子たちは、失敗を避ける傾向が強いから、失敗は取り返せることをちゃんと教えていかないと思いつつも、方法が見つかんなくて憤懣だけが溜まっていってので、今回の講演を参考に、また頑張ろうって思います。

 

まだまだ沢山お話してくださったんですれけどね、ちょっと差しさわりがあるから割愛してます。

そっちも物凄く共感したんだけど、とてもデリケートな話だったから。

 

纏まんない話をタラタラ書いてしまいましたが

ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます<(_ _)>

 

それでは、おやすみなさいクローバーヒヨコクローバー