こんばんは。
今0:04ですOo。。( ̄¬ ̄*)
たった今、観終わりました「僕たちの高原ホテル」
でも予約更新。
なので、改めまして、おはようございます
「僕たちの高原ホテル」本当にホッコり心が温かくなる映画でした
事件が起こる訳でもない。
恋愛がある訳でもない。
淡々と進んでいくお話ですが、すごくすごく静謐で温かい。
the・横井組の映画。
はい、初見の感想です。
「主役はホテル」
以上。(笑)
理由。
柳也と歩が主になってるけど、二人を繋ぐのが歩のおじいちゃんの健三郎さんで。
健三郎さんのホテルへの思い、接客への想いが主軸になって二人が動いていくって感じたので。
ってこれじゃ健三郎さんが主役じゃんwww
えーと、二人の中に生きている健三郎さんのホテルマンとしての想い=ホテルその物って事で良いか。
ホテルの外観や室内、周囲の風景がそこで働く人を包んでる感じです。
何でこんなに風景を語らせられるんだろう。監督
まあ、それは置いといて・・・
「人」の主役二人。
いやー大ちゃんカッコイイ
ますます惚れてまうやろ~
この沢城マネージャー。動かない人ですね。
働きかけて待ってる人。自分で気付かせる人。
そして、背中で語る人。
メイキングで、大ちゃん「歩が受けの芝居」って言ってましたが、
映画を見て受ける印象は、柳也が「静」だと感じました。
一見「動」だけど「静」
この役、難しかっただろうな。。。
ラスト付近の歩とのやり取りで泣くシーン。
大人の男性が決して表に出さない感情がとても印象的でした。
監督も「ギイと重ねられるファンいるかもしれない。そこを、どう違って見せるか」みたいな事をおっしゃってましたが、全然ギイと違う。
虹色と似たようなシーンなのに、否が応でも大人にならなければならなかった子供の悲しみと、様々な経験をして、責任を背負って、苦いものを飲み込んてきた大人の悲しみの違いがよく解りました。
柳也が歩に言う「人は意味のない事はしない」「生きてる人間は死んだ人間と共に歩むことはできない」
これは自分にも言ってたんじゃないのかなって思いました。
健三さんの死に対する負い目とか諸々、きっと柳也も歩みたいに自分の殻に閉じこもろうとしたことがあったんじゃないかな。
勝手な想像ですけど。
そしてね、大ちゃんの演技がすごく自然。
作った感がなかった。
私は、大ちゃんも憑依型の役者だと思ってるんですね。
感覚的に捉えてるので、上手く説明は出来ないんですけど、俯瞰して物事を観ることが出来るために、計算して積み上げることに重点が置かれてしまう。「役を着ようとする」感じですか?
だから「役に入った時」の印象が強烈なんですけど。。
うー表現できる語彙力が欲しい( ̄Д ̄;;
ガラスの仮面的に言えば(笑)
北島マヤがまおくんで、姫川亜弓もしくは、乙部のりえが大ちゃん。かなと思います。
(あくまで、私見です)
今回は等身大の役でもあり、タクミ君以降の経験が、この沢城柳也を作り上げたんだろうなと思いました。
そしてまおくん。
歩も等身大の役でしたね。
おじいちゃんの死から、心に傷を負って引きこもってしまった青年。
体が内向きで、腕を自分の胸に持っていく仕草が印象的でした。
体を丸めたり、腕を内向きに持っていくって、自分を守る仕草ですよね。
爪噛みや頬をこするよりも、歩の心を表してる感じがして。
歩は一見「静」だけど、一番変化する役で「動」でした。と思いました。
やっぱリまおくんは「瞳」が語りますね~
下元さんが寄りたくなる気持ちが解ります('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
一つ一つの表情がものすごく鮮烈
柳也とぶつかって、自己嫌悪からまた、自分の殻に閉じこもってしまおうとする歩の表情に引き込まれました。
金婚式での柳也と一緒に厨房に立った後、少しずつ笑顔になって、体も開いていく感じも(なんか書き方がヤラシイな。。)
すごく考えて「歩」像を作り上げたんだな~って思いました。
まおくんも、沢山の経験から色々なものを掴み取ったのが、映像からビシバシ伝わってきました。
DVDを観るまではW主演でも、まおくんの方がクローズアップされてるんだろうなと思ってたんですね。私。
監督が撮りたいのは浜尾京介で、渡辺大輔は浜尾京介が輝くための媒体なんだろうなって
でも違った
本当にW主演で、二人ともに監督に愛されてるな、可愛がられてるなって感じました。
大ちゃんも、まおくんも、それぞれに難しい課題が与えられたんだろうなって。。
監督本当にありがとう。
とりあえず、初見の感想でした。
繰り返し見たらまた、深く理解できるかな。