「トルコ旅行に必要なもの1」に続いてのブログで、「トルコ旅行に必要なもの2」を書いていたら、トイレの事でも結構な行数を割いてしまったので、トルコ旅行時のトイレ事情と言うことで一つのブログにまとめましたのでよろしかったらお読みください。

 トルコは日本の2倍強の大きさ、パッケージツアーでは途中のバス移動が5時間を超えることもあります。
以前のブログでも紹介したホテル内でのサンダル利用ですが、バスでの移動中も靴を抜いでスリッパやサンダルに履き替えると疲れが明らかに違います❣️
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普段私たちはは家で靴を脱ぐ事に慣れているからなのでしょうね。

と言う事で
「トルコ旅行に必要なもの1.5」は、やはりサンダルです。

Link→ 以前のブログ: イタリア旅行の必需品も書いていますのでご覧ください


 バス移動が2時間以上になる場合には、ありがたいことにトイレ休憩がありますが、中近東や一部のアジアではそのサンダルやスリッパのままトイレ休憩時にバスから出て行く時にはチョット注意が必要です❗️

航空会社の機内サービスで貰ったスリッパは絶対にやめましょう❗️

↓ の写真(写りが悪いです😅)の様に、床まで水だらけでビチョビチョの状態が休憩で寄ったお店や街中のトイレでも多く見られます。
和式水洗トイレ風ですが、この場合は桶の上の蛇口から水を桶に入れて、その桶からのお水でお尻を洗います。
その水で、ナニも流すセルフ式(水流し式?)になっているんです。
そのためか、周りに水が大量に💦
桶式の他にも、シャワー付きホースのタイプもあります。もっと凄いのもありますが日本からのツアーだと写真程度のクラスまでのはずです🤔

 サンダルの底に穴の開いているタイプ(怖)のものが百均等でも売られていますが、そのサンダルで、そのままトイレ休憩に行くと靴下は濡れて駄目になってしまうことに😱
気を付けましょう!

→ トルコで見られる一般的な水流し式(?)トイレ 
   向かって右が頭側

・右の黒色の桶が水でお尻を洗うための桶
・左の黒色の縦長の物はお尻を洗うブラシではなくて所謂トイレブラシのはず🙃
・他の個室には西洋式が有ることもあります😀

〜 海外のトイレでの一般的な注意事項 〜
・水が出ないことも
・トイレペーパーが無くなったまま
・便座かない あっても噛みつく
・鍵が故障しているかも
・そもそもドアがない

 日本でもそうですが、大用で立って小をする輩が一定数いるようなので余計に床がビチョビチ(😨)になっているみたいです。

 西洋式のトイレには固定式のこちら風↓のウォシュレットがほぼ有りました。自己責任でチャレンジしてみて下さい🙃
↓赤矢印の水栓を回して水を出し、量を調整します。
水は背後から前に向かって出ます。
使用前に一度水栓を回して、水量と噴水(?)の軌跡を確認して下さい!
人によっては、位置が微妙なのと、水道の温度なので鍛錬が必要かも知れませんが、慣れるとさほどでもなくなって来ます(私だけか?)😀
ただ、私は左手を使って洗うのがまだ出来ていません。
また、残念ながら壊れていてる場合多々ありました😨
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↑ の様に男子トイレでもゴミ箱がある場合には、お尻を拭いたトイレットペーパーはこちらに入れます。
ウォシュレットのおかげでトイレ内は意外と臭いません。
 ホテルではそのまま流せる場合が殆どですのでご案内のほど。

 男性用トイレ(トルコ語表記:Bay・バイ)であっても、トルコは98%が回教徒の国なので、大用個室しか無い‼️場合もあります 
 が 慌てないでください❗️
慌てると…

↑トイレ内のこちらで用を足してしまうことに🫢
こちらは回教徒が身体を洗い清めるために使うウドゥまたは小浄(英語:Wudu、アラビア語: الوضوء al-wuḍūʼ )と言われるものです。
絶対に小用に使ってはいけません❗️
何故かトイレ内にもあるんです。

★ 市中の公衆トイレの使用は通常有料で、使用料が表示されていなければ1~2トルコリラ。
レストランなどの無料のトイレでも係員が居る時には5~10トルコリラが普通だそうです。

ChatGPTより画像生成


★ 今回のツアーの目玉、ギョベクリテペの遺跡にはトイレらしい場所がありませんでした。

このことは住んでいなかったことの証明か?

神殿に使われていたためか?

この遺跡はなんと紀元前1万2千年前のもの、狩猟採取時代にこの様な立派な遺跡が出て来たことで、歴史が塗り替えられました!


★ マラトィヤの5,300年前の世界遺産アスランテペ遺跡のトイレと言われている場所


★ 紀元1世紀のエフェソスの遺跡の大理石で出来ている公衆トイレ(Latrines)一部修理の跡あり

こちらの方が、まだ足元は安心か?!

男性用で、衝立や仕切りはありませんが、一種の社交場でもあり、座って話しをしながら用を足していたとか。また時には密談などもされていたとかで、話し声が外に漏れないように音楽が流されていたとガイドさんの説明がありました。
このトイレでは、座面から下の側溝まで2mほどの高さがあり、水の流れで下流に流して行く所謂水洗トイレの仕組み。
床はモザイクタイル仕上げで、部屋の中央には小さな池があったとの説明を受けました。
海綿やボロ布で拭いていた様です。
また日本の江戸時代とは違い、人間のものは肥やしとしての二次利用は無かったようです。
寒い時期には、奴隷を座らせて温めてから使ったとのこと。
この施設が紀元1世紀にあったのは凄い。


水洗用の配管跡か?



★ カッパドキアの地下都市カイマルクにはトイレはあったようですが、集められて外部で処分されたようです。

↑ 紀元6~10世紀頃まで地下都市は作り続けられていたようです。

トイレっぽく見えますが違うみたいでした。

因みに、下階の方には地下水脈があり、湧水や井戸水を組み上げて利用していたとの事で、さすがに下に流すわけには行かなかったようです。


★ 西暦2020年のコロナ禍以降は、キャンピングカーでの旅行が増え、海外からも大量に来るようになっているとのこと。

我々が行ったどの観光地の駐車場にも色々なキャンピングカーが見られました。


↑ ネムルト山近くの駐車場で見かけたキャンピングカー達
そんなキャンピングカーや高所作業車などで今話題のトイレがあります。
排泄物を水を使って流さず、電気で焼却し、衛生的なごく少量の灰だけにしてしまう製品!
最近は、大分安価になって来て普及し始めています。
→ INCINOLET(インシノレット)

IoghomeさんのHPより
何千年後の人類がそんな遺物を遺跡で見つけたら何と思うのであろうか?


 今回のツアーでは、脂っこい食事が続いたせいなのか? 
スケジュール的に睡眠不足が続いたせいなのか?
参加者の半数以上がお腹を壊していました😱
トイレ休憩が待ち遠しかったこと😰
今回はこれが一番大変でした。

また、レストランの衛生管理が⬜︎Xなので要注意です。

 
一見、綺麗そうですが左上のパン、デザート、サラダは始めたからセッティングされていました。
我々が食べる時は、蠅を手で追い払いながらの食事。
蠅がとんでもない数飛び回っているが、スタッフは気に留めていません。
ドアも開けっ放し。
周りのテーブルには我々が食べ終わった後でも、まだズ〜と置かれたままでした😱
もう午後2時近くなので恐らく夕食まで置いておかれるのでしょうね。
猫も普通にレストラン内を歩いたり、座ったり、寝たり。
何も起こらなければ良いのですが🙏

補足
お腹とトイレを中心に準備するもの
・自分に合った胃腸(脂っこい食事の胃疲れ対策、消化薬、健胃薬など)
・下痢止め(地元で使われている下痢止めがベターだけどツアーだと買えるチャンスが無さそう)
・アルカリスポーツ飲料の水で薄める粉末タイプ(下痢や熱中症対策、エフェソスは5月下旬でも30°C以上の日も)
・フリーズドライのお粥やお味噌汁
・日本みたくコンビニやドラッグストアは  ホテルの近くには無いと思って準備をすること
・旅行用トイレ便座シート
・水に流せるティシュ
・底に穴の開いていないサンダル(w)


お読みいただきありがとうございます。
旅のお役に立てれば幸いです。
2025/06/01 記


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