四小節の片想い 1396 “ 背中を預けながら … ” | 十六小節の童話(ストーリー)

十六小節の童話(ストーリー)

思い出や日常のちょっとした事から色んな事を
心情・理想・願望・妄想 … etc. で構成・脚色して
エッセイ風・自由詩風に仕立ててみました。









  “ 背中を預けながら … ”










  野球部の声と

  吹奏楽部の演奏曲が

  コラボしていた放課後





  みんなが帰った教室に

  ひとり残って


  あの娘は

  始めたばかりのギターを

  練習していた





  お世辞でも

  上手とは言えない


  あの娘が爪弾(つまび)

  弦(いと) の音(ね)



  友達を

  待ってるフリして


  廊下の壁に

  背中を預けながら

  聴いていた



  そんな

  僕の恋心(かたおもい)




















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