四小節の片想い 157 “ 僕の左手の中にあるモノ ” | 十六小節の童話(ストーリー)

十六小節の童話(ストーリー)

思い出や日常のちょっとした事から色んな事を
心情・理想・願望・妄想 … etc. で構成・脚色して
エッセイ風・自由詩風に仕立ててみました。







  “ 僕の左手の中にあるモノ ”




















僕の左手は




自由には動かない。








子供の教育の遇った




交通事故の後遺症で




神経が麻痺しているから。









そんな話を




女友達にした。







『それはきっと



  その左手の中に



  叶えたい夢があって



  その夢を逃がさないように



  ギュッて



  握りしめてるのよ







握りしめたままの



僕の左手を見つめながら



彼女は言った。












叶えたい夢…?














『君とありふれた恋愛(こい)がしたい』








思わず



出そうになった言葉を



僕は飲み込んだ…。
























あなたと何処かでし合える予感だから投稿