四小節の片想い 104 “ 品定め ” “ 品定め ”彼女と付き合い始めて、何日か過ぎた日曜日。デートの待ち合わせ場所はいつも最寄りの駅のバス・ロータリーの片隅。待ち合わせ場所に行くと、彼女と一緒に見慣れぬ女性、彼女のお姉さんだった。可愛い妹の彼氏だと言う事でお姉さんなりに品定めに来たらしい。付き合いを反対されないか、不合格の裁定が下されないか、ヒヤヒヤものだった。後日、彼女から一応、お姉さんから合格を貰ったと連絡があって僕は胸を撫で下ろした…。*蔦の絡まるチャペルからの投稿*