四小節の片想い 055 “ 長く伸びた影 ” | 十六小節の童話(ストーリー)

十六小節の童話(ストーリー)

思い出や日常のちょっとした事から色んな事を
心情・理想・願望・妄想 … etc. で構成・脚色して
エッセイ風・自由詩風に仕立ててみました。



“ 長く伸びた影 ”








中学生の頃、

帰り道が途中まで

好きなあの娘と

たまたま同じ方向だった。




少し距離を空けて、

彼女の後を

追いかけるようにして

歩いていた。




信号を過ぎて

2つ目の角を

彼女は右に、

僕は左へ曲がる。




その角の所まで、

僕はいつも

長く伸びた彼女の影を

踏まないようにしていた…。






















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