夜、暗闇の中ベッドの上でケータイをいじっていると、ドサツ と何かがベッドの上に飛び乗ってきて数度ベッドが軋んだ。
なんだ?まさか人間ではあるまいし。蜘蛛か⁉︎ だが、軋み方が尋常じゃない。巨大蜘蛛か⁉︎
ケータイで照らしてみたら、ステイ先の太っちょ猫だった。
最近太っちょ猫が毎晩やってくる。
おかげでクイーンサイズのベッドで広く寝られるはずが、半分は猫に独占されているため、狭さを感じる。
猫よ、なぜ君はこの部屋に3つあるベッドの中であえて我の寝ているベッドを選んであまつさえいびきをかきながら睡眠を邪魔するのか…是非とも教えていただきたい。
そういえば、1、2ヶ月ほど前だろうか。
姉が調査でマレーシアへ行った際、止まっていたホテルの駐車場にさそりを見かけたそうだ。「わーサソリだー!」と驚きながらも、手に持っていたパンフレットの角で一定距離を保ちつつサソリをつついてみたそうだ。理由を聞いたら、尻尾あげてる写真をケータイで撮りたかったらしい…FBに嬉々と載せていた。なんとも残念でアホな姉である。
さて話を戻そう。 話のネタにするために、姉はなんとかサソリを威嚇体制にさせたらしい。 「ヒャッホー」と写真を撮っていると、ホテルの現地の男性がやってきて、思いっきり足で潰したらしい。😱
姉はこの時のことをFBでこう書いていた。
「サソリは、マレーシアじゃゴキブリと同じ扱いらしい。」
いや、ゴキブリ踏まないし。大体あなたゴキブリ出るの怖くて自分の家を神経質なほどピッカピカにしてんじゃん。 その割にサソリには喜んでんじゃん。
ま、いいか( ̄▽ ̄)
ついでにもう一つ話そう。
我が家でまず虫が大っ嫌いなのがスナフキンだ。 蝶でもカベチョロでもカメムシも、見つけたらすぐ叫び、その部屋から出て通じる扉を全て締め、母に知らせる。 外出していようと、電話で呼び出す。 そして母が雑誌やティッシュで駆除。
一度、サイクリング中に自転車のカゴにかめむしがぽとりと落ちてきたときは、すぐさま自転車を放置して走って家に帰った。
母に怒られたのは言うまでもないが、半泣きになりながら母に自転車のある場所までついてきてもらって、カメムシを除去してもらった。 ともかく虫が嫌いで、夏の公園はセミがたくさんいるから地獄である。 よって犬の散歩も「庭に放す」だけで終わらせようとする。(庭も蝶が飛んできたりするから、部屋の中からガラス越しに犬を見るのである。)
収集が好きな姉は小学生の頃、母の知り合いの専門家に虫の標本の作り方を教えてもらい、(「蝶の気絶のさせ方」まで教えてもらっていた(ーー;))
デパートの箱に蝶の標本を一生懸命集めては自室に積み上げて、夏休みの終わりにはその中から力作を一つ、「夏の自由研究」 もう一つを「夏の工作」 として学校に持って行っていた。
中学生になると姉の収集ぐせは無くなっていた。家の周りにいるほとんどの種類は収集してしまったからだろう。 家族みんなが彼女の趣味を忘れていった。
そんなある日、食器棚の上にクッキーの箱を見つけた。 「ラッキー」 スナフキンはいそいそと椅子を食器棚のところまで持っていくと、椅子の上でつま先立ちをし、一生懸命指の先で箱をずらし、なんとかその箱を手に入れた。
「おやつにたーべよ♪」 ふたを開けると、中にあったのは、虫ピンで丁寧に固定された虫の死骸(標本) が入っていた。 ショックが大きすぎて、喉から声が出ない。 心臓バックバク言わせながら、無言で箱を閉じ、元あった場所に戻した。
それ以来、むやみに箱を開けなくなったのはいうまでもない。
収集ぐせのあった姉は、学校の帰りがけに拾った蛇の抜け殻を自室のドアの取っ手にかけ、蛇が大っ嫌いの母が部屋に入ってこれないようにしたこともあるつわものである。
その時姉が言った言葉を忘れない。「スナフキン、蛇の抜け殻は財布に入れとくとお金が上がるらしいんだけど、ドアの取っ手にかけといたほうが効果あるみたいだよ。 お母さんが年玉取り上げにこないから。」
お母さん、貯金するために半分だけしか取りに来るだけなのに。(ーー;)
2週間後、千切れ始めた蛇の抜け殻は、姉の財布の中にしまわれ、小銭の場所に入れていたがため、最終的には小さくバラバラになり、「汚い」の姉の一言で、ゴミ箱の中へ消えていった。
うーん。姉のネタには困りそうにない。
なんだ?まさか人間ではあるまいし。蜘蛛か⁉︎ だが、軋み方が尋常じゃない。巨大蜘蛛か⁉︎
ケータイで照らしてみたら、ステイ先の太っちょ猫だった。
最近太っちょ猫が毎晩やってくる。
おかげでクイーンサイズのベッドで広く寝られるはずが、半分は猫に独占されているため、狭さを感じる。
猫よ、なぜ君はこの部屋に3つあるベッドの中であえて我の寝ているベッドを選んであまつさえいびきをかきながら睡眠を邪魔するのか…是非とも教えていただきたい。
そういえば、1、2ヶ月ほど前だろうか。
姉が調査でマレーシアへ行った際、止まっていたホテルの駐車場にさそりを見かけたそうだ。「わーサソリだー!」と驚きながらも、手に持っていたパンフレットの角で一定距離を保ちつつサソリをつついてみたそうだ。理由を聞いたら、尻尾あげてる写真をケータイで撮りたかったらしい…FBに嬉々と載せていた。なんとも残念でアホな姉である。
さて話を戻そう。 話のネタにするために、姉はなんとかサソリを威嚇体制にさせたらしい。 「ヒャッホー」と写真を撮っていると、ホテルの現地の男性がやってきて、思いっきり足で潰したらしい。😱
姉はこの時のことをFBでこう書いていた。
「サソリは、マレーシアじゃゴキブリと同じ扱いらしい。」
いや、ゴキブリ踏まないし。大体あなたゴキブリ出るの怖くて自分の家を神経質なほどピッカピカにしてんじゃん。 その割にサソリには喜んでんじゃん。
ま、いいか( ̄▽ ̄)
ついでにもう一つ話そう。
我が家でまず虫が大っ嫌いなのがスナフキンだ。 蝶でもカベチョロでもカメムシも、見つけたらすぐ叫び、その部屋から出て通じる扉を全て締め、母に知らせる。 外出していようと、電話で呼び出す。 そして母が雑誌やティッシュで駆除。
一度、サイクリング中に自転車のカゴにかめむしがぽとりと落ちてきたときは、すぐさま自転車を放置して走って家に帰った。
母に怒られたのは言うまでもないが、半泣きになりながら母に自転車のある場所までついてきてもらって、カメムシを除去してもらった。 ともかく虫が嫌いで、夏の公園はセミがたくさんいるから地獄である。 よって犬の散歩も「庭に放す」だけで終わらせようとする。(庭も蝶が飛んできたりするから、部屋の中からガラス越しに犬を見るのである。)
収集が好きな姉は小学生の頃、母の知り合いの専門家に虫の標本の作り方を教えてもらい、(「蝶の気絶のさせ方」まで教えてもらっていた(ーー;))
デパートの箱に蝶の標本を一生懸命集めては自室に積み上げて、夏休みの終わりにはその中から力作を一つ、「夏の自由研究」 もう一つを「夏の工作」 として学校に持って行っていた。
中学生になると姉の収集ぐせは無くなっていた。家の周りにいるほとんどの種類は収集してしまったからだろう。 家族みんなが彼女の趣味を忘れていった。
そんなある日、食器棚の上にクッキーの箱を見つけた。 「ラッキー」 スナフキンはいそいそと椅子を食器棚のところまで持っていくと、椅子の上でつま先立ちをし、一生懸命指の先で箱をずらし、なんとかその箱を手に入れた。
「おやつにたーべよ♪」 ふたを開けると、中にあったのは、虫ピンで丁寧に固定された虫の死骸(標本) が入っていた。 ショックが大きすぎて、喉から声が出ない。 心臓バックバク言わせながら、無言で箱を閉じ、元あった場所に戻した。
それ以来、むやみに箱を開けなくなったのはいうまでもない。
収集ぐせのあった姉は、学校の帰りがけに拾った蛇の抜け殻を自室のドアの取っ手にかけ、蛇が大っ嫌いの母が部屋に入ってこれないようにしたこともあるつわものである。
その時姉が言った言葉を忘れない。「スナフキン、蛇の抜け殻は財布に入れとくとお金が上がるらしいんだけど、ドアの取っ手にかけといたほうが効果あるみたいだよ。 お母さんが年玉取り上げにこないから。」
お母さん、貯金するために半分だけしか取りに来るだけなのに。(ーー;)
2週間後、千切れ始めた蛇の抜け殻は、姉の財布の中にしまわれ、小銭の場所に入れていたがため、最終的には小さくバラバラになり、「汚い」の姉の一言で、ゴミ箱の中へ消えていった。
うーん。姉のネタには困りそうにない。