早い。

今日で9月も終わり、明日には10月が始まる。

そして11月には試験。同月末には日本帰国。
父が「荷物多いだろうからニュージーランドまで迎えに行くよ」と意気込んでいたが、試験後すぐに帰国のため父にニュージーランド観光案内をしてあげられない。 それに、父一人の飛行気分を払うより、持ち込み荷物を一つ増やして欲しい。 なので父のお迎えは拒否。 「せめて東京までは迎え行くよ！」と言われたがそれも拒否。

帰国日には受験も控えている。
日本に着きしだい、地元ではなく、見知らぬ街にいき、受験をし、1泊し、2日メモ受験をし、それから実家のある街に飛んで帰る。
なんとも無謀な日程なのだが、しかたあるまい。

しかし、早い。 色々あった4年は以外とあっという間で早い。 もう4年もニュージーランドにいたのかという実感はまだわかない。

話は変わるが、3週間程前、小中学校時代の友人からフェイスブックで成人式後の同窓会のお誘いが届いた。「成人式は地元おると？同窓会するんやけど、こん？」 住所や連絡先を交換してなくても名前一つ検索で数年ぶりの友人とも連絡がとれるとは便利な世の中である。

小中時代、浅く狭くの付き合いが多かったスナフキン。もちろん友人と言える人はいるものの、クラブ活動は数ヶ月でやめたし、これといった「お友達グループ」にも属していなかった為、同窓会に参加してもテーブルの端で手酌でポツンとカルピスを飲む事になる確率が非常に高い。
一応、一晩、色んな友人に行くか聞いてから幹事に参加する意を伝えた。

もう成人式か…早いな。「同窓会」の響きがなんだか自分が大人になるんだなって実感をさせる。
小学校の頃、ピッカピカの泥団子を作ったり、給食を早く食べてドッジボールのボール取りに燃えていた少年達に、真冬の吹雪の中なぜか大縄跳びをしてみたり、リコーダーでピーヒャラやっていた少女たち。 いったいどんな20歳になったのだろう。

はて、問題はここからだ。
ストレスがたまると大食いになる癖があるスナフキン。 最近お肉が肉屋が開けるのではと思うほど顔やお腹についてきた。ダイエットしなきゃとは思うものの、お腹が空いてしまう。はて困った。 数年ぶりに会う友人にこんな自分は見せられない。 だから、スナフキンはもう数十回目になるダイエットを決意するのである。