実は、一昨日前の夢が未だに忘れられない。正しくいうと、夢の内容はもう忘れかけてるんだけど、見た後の受けた感情が強く残っている。
夢の中で、6年間片思いした相手と同棲していた。 料理が得意な彼が真っ白い小さなキッチンでパンケーキを作り、真っ白いテーブルにマリメッコの赤いテーブルクロスを敷いて、花を花瓶に入れて飾り、彼と付き合いたての頃の話をしながら食事を食べる夢。
とても幸せそうだった。
とても、イメージの印象が柔らかかった。
二人は笑ってた
楽しそうに思い出話をしてた。
小学校5年生から高校2年まで片思いしていた相手。
去年のバレンタインデー、こっちに来る前にガトーショコラを作り、家まで持って行き(近所だったので)、彼のお母さんが気を利かせて彼を呼んでくれて、ケーキと一緒に彼に告白をした。
返事は、「ごめん」だった。
告白されることには慣れていた彼、最初の言葉はスナフキンを傷つけ内容に、「考えさせて」だった。
しかし、これを言われた友人が、結局ずっと答えを言われぬまま、最終的にもう一度聞いて振られた。というのを聞いていたので、それに日本を離れるまでもう日にちがなかったので「はっきりさせて!もうこっちは日にちがないの。来週にはNZに行くから。その前に、今すぐはっきりさせて!」
なんだかもう、告白する時はあんなに緊張して言葉を紡ぐだけで涙が出そうだったのに、告白し終わってちょっと緊張がほぐれたのか、気づいたらペラペラ口が動いてた。
ちょっと驚いた顔して、ちょっと無言で考えて、で、まっすぐ「ごめん」と言われた。
泣きそうになったけど、我慢して「あっ、そう。 まぁいいわ。 じゃあね :)」とだけ言って足早に彼の家から離れた。
でも、彼の家の隣の家の門から、家までひたすら泣きまくった。
家に帰ってすぐに2階の自分の部屋に行き、ひたすらないて。
なんでも話せる長い友人にケーキを届けるついでに報告し、彼女はスナフキンを強く優しく抱きしめて、泣きまくるスナフキンの話を辛抱強く聞いて、ずっと励ましてくれた。
彼女と話してたら、なんだか気持ちが軽くなって、気持ちの整理がついた。
けど、もしあの時彼の返事を待つ選択をしていれば…
もし、彼にもっと早く気持ちを伝えていれば…
もしかしたら未来は違ったのかもしれない。
もう、過去のことだけど…。
ふと、こっちに来て好きになった人を思い返せば、どこかしら彼に似ているところがある人ばかり。
自分でも気づかぬ間に彼の面影を探していたのかもしれない…。