今日、夕食作りの時にホストママが「baking しなきゃ!」と言っていたので、「ほんなら紅茶のシフォンケーキでも久しぶりに作ろうか」と思い、ホストママに「紅茶のケーキ食べたことある?」と聞いてみたら「ないわ…紅茶味のケーキなんて…。」と目を見開いて、まるで不思議なものを見る目でスナフキンの顔を見る。

そりゃそうだろう。
こっちでは紅茶はドリンクでしかないのだから。

てことで、説明するより食べさせた方が早いので、「いいわ、じゃあ作る。」てことで作った紅茶のシフォンケーキ。

オーブンから取り出し、ホストママに飲み終わったワインボトルを借りて、いつも通りシフォンケーキを逆さまに載せて冷ますことに。

するとまたまた不思議そうにいろんな角度から覗き、スナフキンに聞いてくる。
「なんで逆さまにして冷ますの?逆さまじゃないとダメなの?」

「普通におくとスポンジが重力でぺったんこになっちゃうから、ふんわりさせるためにも逆さにしてるんです。」と5回説明した。
何回聞かれても答えは同じである。

しかし、まだ納得していない彼女。

そうか、こっちのケーキと日本のケーキは違うのだ。

ふわふわ、見た目、味重視の日本のケーキ。
どっしり、簡単、満腹感重視のNZのケーキ。
そんなキウィがフワフワ軽い口当たりのシフォンケーキを知っているなんて…考えられない。

そこから説明すると長くなる。
仕方ないので、簡単にシフォンケーキはスポンジケーキの一種だけど、スポンジケーキではなく、れっきとしたシフォンケーキというケーキの一種で、もっと軽く、フワフワなデリケートなケーキであることを説明。

しかし、やはり信じてない。苦笑

ま、明日食べたら分かるだろう。