蜘蛛を見かけることが多くなった気がするそんな今日この頃。

先日、料理番組をカウチに座って優雅に見ていたホストママ様が急に「なんていいアイディアなの!今度ためして見なくちゃ!」と料理している女性を褒めていた。
何かと聞いて見たところ、「マカロニチーズにカリフラワーをいいれていたのよ!すごくいいアイディアだわ!今晩の分にマカロニチーズ作ったんだけど野菜入れてないの。次はぜひ試してみるわ!」と教えてくれた。

…待て、待てホストママよ。
料理好きを歌うお主も、やはりそこはニュージーランド人(ま、彼女はオーストラリア人だが…)だったか(-ω-;)

そして、なぜ料理のカリスマと呼ばれる女性は白いマカロニチーズにこれまた白いカリフラワーをチョイスしたのか…。

マカロニチーズ。
先日も説明したとおり、茹でたマカロニにチーズとホワイトソースを混ぜたもの的なものを上からかけて焼くだけのとてもシンプルでポピュラーなニュージーランドの家庭料理の一つなのだが、簡単に言うと肉、野菜の入っていないグラタンである。

いや、ホストママはかろうじて玉ねぎは入れたらしい。しかし、玉ねぎは入れたまではいいが、人参やかぼちゃもしくはジャガイモ、ブロッコリーといった彩り野菜まではおもいつかなかったよう。よって今夜の晩御飯は真っ白い皿である。

ついでにテレビの中の「食事のカリスマ」扱いされている彼女がドヤ顔で料理していたもう一皿は「砕いたシリアルにスパイスを混ぜ、卵黄に水とチキンストックを加えたものに肉をくぐらせ、先ほどの衣、もといスパイス入りシリアル粉末をつけ、オーブンで焼いた「あげなくても美味しいクリスピーチキンナゲット」である。

パン粉じゃダメなのか…
卵黄だっていいじゃないか…

もうそれよりも、何よりも砕いたシリアルを肉につけている時点でアウト(-ω-;)

ま、パキハ(ヨーロピアン系キウィ)はもともと食事で不評のイギリスやアイルランドからの移民だからね。

しかし、本土のイギリスの方が、スナフキンは正直「ムッチャ料理うまかった」と思う。特にあのラム肉やソーセージなどの盛り合わせが最高だった。 なのに、こちらはいつもどこか残念なのである。よって、最近ではもう、ニュージーランドで高クオリティーな料理を見つけたり、料理に美味さや彩りを期待することを諦めたスナフキン。

日本の料理上手なアイディアママさんはニュージーランドに来たら三つ星料理レストランが開けるだろう。

あぁ、なぜか地元のうどんが食べたくなってきた。