【ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男】 | あっちこっち…より道したっていいじゃない

あっちこっち…より道したっていいじゃない

ミーハー万歳★
あれもこれも大好きってスバラシイ・・・




癒しのCIEMAにて2本目
ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男


IMG_3433.JPG



特別ファンでなくとも、誰もが知っているであろうファンクの帝王…ジェームス・ブラウン。
実のところワタシも「ブルース・ブラザース」と「ブルース・ブラザース2000」の牧師さんくらいでしか彼のことを観ていないのだけれど、彼が沢山のミュージシャンに多大な影響を与え、今もなお尊敬され続けていることは知っている。
ココロにひびくシャウト…そんな彼の成功のウラにもきっと、波瀾万丈な人生があったに違いない…。

「セッション」はちょっと異色ではあったけれど…音楽映画には感動があって涙もエンターテインメントもあって…すごい歌唱力だったりダンスで魅せる役者陣がそろい、ライブのシーンともなればスクリーンに釘付けにしてしまう力強さがある。本作も例外ではなく「
これ本人よ」と言われればそのまま信じてしまいそうになる程の圧巻のライブパフォーマンスを楽しめる。あの歌もダンスも演技だったというのなら、チャドウィック・ボーズマンというのは本当に凄い役者だ。
あの素晴らしき「ヘルプ 心がつなぐストーリー」の、テイト・テイラーが監督とあれば、是非とも帝王ジェームス・ブラウンの人生をワタシも覗いてみたいと思った…。 


おんぷ


アメリカ南部の貧しい家庭に生まれたジェームス。貧しく、苦労の絶えない荒れた少年時代を送ったジェームスにとって、ココロのよりどころは教会のゴスペル音楽だけ。
やがて盗難で捕まり収監されたジェームスを救ったのが、後に彼の親友となるボビー。彼と一緒にバンド活動を始めると、ジェームスの音楽の才能は瞬く間に開花する。


IMG_3482.JPG



「ジャージーボーイズ」ほど、あ~これ知ってる! という歌はなかったのだけれど、展開はまあ近いものがあり、時系列を行ったり来たりしながら成功の光と影、苦悩や衝突や別れのドラマが満載に描かれる。映画のジャンルは全く違えど「きみはいい子」を観た直後だったせいか、幼いジェームスが父親には殴られ母親には捨てられ…という環境にあったことでココロがちくりと痛んだ。けれど、この苦境こそが彼のバネになっていたのかもしれないとも思う…。

キング牧師の訃報をうけた時。いつしかジェームスの音楽の力には牧師と同じような影響力があって、それはひろくひろく広まっていたことが証明された。

J.B とは
本当に、偉大な、人で、ある


IMG_3481.JPG



そんなジェームス・ブラウンという太陽が、輝くことができたのは、ボビーという月があったからに他ならない。
2人の友情の物語がまた、美しい。


おんぷ


 

勢いにのって、CIEMAでそのまま3本目…「セッション」再び(笑)
これは、相変わらず緊迫感びりびりで思わず手に力が入ってしまう。ニーマンが、もうちょっとイケメンなら良かったのに…と、しょうもない事をまた思ってしまったけれど、これは2度目の方が断然おもしろい映画だった。
朝からCIEMAに入り浸り…映画三昧の贅沢な1日
ハート
今度はいつ行こうかな。次はもうちょっと近所を散策してみよう~


FullSizeRender.jpg



前回、カフェのマスターに本を借りていたので帰りに立ち寄ってみたけれど…残念ながらお店はお休み
泣