【オズの魔法使い】 | あっちこっち…より道したっていいじゃない

あっちこっち…より道したっていいじゃない

ミーハー万歳★
あれもこれも大好きってスバラシイ・・・




ワタシは子供の頃から「オズの魔法使い」の話が大好きだ。
映画だけでなく、絵本であったり演劇であったり、これまで何度となく触れあってきたけれど…スクリーンで本作を観るのは初めて。ワタシにとっては今回の「午前10時の映画祭」の目玉のひとつ。ようやく福岡でも上映、待ち遠しかった~

昨夜は飲み会。お酒の誘惑に負けずにいられたとは、オズの魔法の力は偉大だ(笑) 




のどかなカンザスの農場を、大きな竜巻が襲う…。
逃げ遅れたドロシーと犬のトトは家ごと吹き飛ばされて…落っこちたのは遠い遠いオズの国。

カンザスに帰りたいドロシーと、
知恵がほしいカカシ
ココロがほしいブリキの木こり
勇気がほしいライオン

オズの魔法使いに願いを叶えてもらうため、力を合わせて西の魔女とたたかうことに…。 

大切なものは…持っていないんじゃなくて、そこにあるってことに気づいてないだけ。




これまでは、夢の冒険ものがたりとして大好きだったオズが、今日は何でだか涙ぽろぽろ
泣
シンプルだけど、とっても大切なメッセージがズキュンズッキューンとハートに突きささってしまった…
スクリーンからまっすぐに見つめてくるドロシーの瞳にすっかり魅了されて、ワタシの大切なものや人たちがぐるぐるとアタマを巡る。
Over the Rainbow を始めとした名曲の数々に彩られ、改めて大好きな映画であることを実感。
モノクロの映像と、オズの国のカラーの映像とのコントラストも良い。小学生の工作のようなカラフルなオズのセットも、CGに慣れきってしまった目には逆に新鮮。




ドロシーを演じたジュディ・ガーランドは当時16歳。透きとおる歌声とまっすぐな瞳は、間違いなく彼女をスターにしたけれど…実はその裏に隠されていた壮絶な彼女の人生を、いったいどれだけの人が知っているんだろう。
今回、涙なくしてこの映画を観ることができなかったのは、そんな生き急いだ彼女のことを考えて、少し悲しくなってしまったからなのかもしれないな。。。