久しぶりのウッディ・アレン
ワタシの中でこの映画は
「ミッドナイト・イン・パリ」や「カイロの紫のバラ」に次ぐ
うっとりほろ酔いシリーズの1本・・・
心地よいジャズギターの音色にのって
何度観ても大好きで…
何度観ても切ない…
これは天才ジャズ・ギタリストのエメット・レイの半生を描いた作品

ウッディ自身をはじめ
彼にかかわってきたという人たちが
ところどころで彼のエピソードや人となりを紹介するので
「カメレオンマン」ですら勘違いしたワタシは当然…
エメットは実在するギタリストなんだろう、と信じてた
ジャンゴ・ラインハルト(こちらは実在する人
)を神のように崇拝し
ジャンゴに次いで自称「世界で2番目の腕」をもつエメット
誰をも酔わせる天才的な才能に恵まれながら
アーティストは結婚に向かない、と
女遊びに明け暮れ
演奏時間に遅刻したりすっぽかしは日常茶飯事
実生活はなんともだらしなく
自惚れて自堕落な毎日を送っていた

そんなハチャメチャな彼の前に現れた天使がハッティ
友達とナンパした女の子だけど
口がきけない上に頭も少し弱い…
外れクジを引かされた!と大騒ぎするけれど
エメットは献身的なハッティに少しずつココロを許すようになる
ひと言もセリフがないのに
八ッティのエメットを想う気持ちは痛いほど伝わってくる
並んで、通りすぎる列車を眺める姿
いつも何かを頬ばっている姿や
タイヤ交換をさせられながらも無垢な姿が本当に愛おしい

なんでかな。。。時に人って…
どうしてこんなにバカちんになっちゃうんだろ
目の前にあるささやかな幸せでは物足りなくて
大切だったはずのものを自ら手放しちゃう
その時は解放感を味わえるかもしれない
自分が偉くなった、前進したと勘違いして
実は…それ以上に大きなものを失ったと気づいたときにはもう遅い
失って初めて分かるなんて切なすぎる
打ちひしがれたエメットがギターを叩きこわす姿が
自業自得と言えど…悲しい
思い出すのはザンパノとジェルソミーナ・・・
フェリーニの「道」のエッセンスが散りばめられた
ウッディ・アレンの世界
全編に流れる優しいジャズに胸がいっぱい
「ミッドナイト・イン・パリ」や「カイロの紫のバラ」に次ぐ
うっとりほろ酔いシリーズの1本・・・

心地よいジャズギターの音色にのって
何度観ても大好きで…
何度観ても切ない…
これは天才ジャズ・ギタリストのエメット・

ウッディ自身をはじめ
彼にかかわってきたという人たちが
ところどころで彼のエピソードや人となりを紹介するので
「カメレオンマン」ですら勘違いしたワタシは当然…
エメットは実在するギタリストなんだろう、と信じてた

ジャンゴ・ラインハルト(こちらは実在する人

ジャンゴに次いで自称「世界で2番目の腕」をもつエメット
誰をも酔わせる天才的な才能に恵まれながら
アーティストは結婚に向かない、と
女遊びに明け暮れ
演奏時間に遅刻したりすっぽかしは日常茶飯事
実生活はなんともだらしなく
自惚れて自堕落な毎日を送っていた

そんなハチャメチャな彼の前に現れた天使がハッティ

友達とナンパした女の子だけど
口がきけない上に頭も少し弱い…
外れクジを引かされた!と大騒ぎするけれど
エメットは献身的なハッティに少しずつココロを許すようになる

ひと言もセリフがないのに
八ッティのエメットを想う気持ちは痛いほど伝わってくる
並んで、通りすぎる列車を眺める姿
いつも何かを頬ばっている姿や
タイヤ交換をさせられながらも無垢な姿が本当に愛おしい

なんでかな。。。時に人って…
どうしてこんなにバカちんになっちゃうんだろ
目の前にあるささやかな幸せでは物足りなくて
大切だったはずのものを自ら手放しちゃう
その時は解放感を味わえるかもしれない
自分が偉くなった、前進したと勘違いして
実は…それ以上に大きなものを失ったと気づいたときにはもう遅い

失って初めて分かるなんて切なすぎる

打ちひしがれたエメットがギターを叩きこわす姿が
自業自得と言えど…悲しい
思い出すのはザンパノとジェルソミーナ・・・
フェリーニの「道」のエッセンスが散りばめられた
ウッディ・アレンの世界
全編に流れる優しいジャズに胸がいっぱい