男ってのは・・・・・
案外ロマンチストな生き物なのかもしれない
一目でサマーに恋をして
2人の距離が近づけば近づくほど
トムのアタマの中はバラ色に
歌うは踊るは…
空だって飛んでしまいそうなくらいのテンションで
運命的な出逢いに有頂天
サマーとの500日・・・
仲むつまじく理想的に見えるカップルなのに
恋愛に対しての価値観は全く違う2人…
トムのアタマの中はサマーでいっぱい
けれども実は
彼女の考えていることも 求めていることも分かってない
「いい人なんだけど…あとちょっと何かが足らない」
トムってのはそんなヤツで
・・・どっかでこんな人いたなあって思ったら
【モテキ】の幸世くんなのですね
家具屋で新婚さんを気取ってみたり
美術館デートや
AVの真似っことか・・・
いつも笑顔が絶えない2人
それなのに…
友達でいたいってゆうサマーの気持ちは分からないでもない
でも…「友だちとはしないでしょ」っていう
あんなコトやこんなコトの数々・・・
どっかでだんだん歯車はかみ合わなくなって
ロマンチストで草食系のトムには
なんでサマーの気持ちが離れてしまったか分からない
もやもやして仕事も手につかないし
なにもかも投げやり…痛々しい
ヒントはたくさんあったはずなのに
男ってやっぱ女の気持ちを理解するのが下手らしい
500日間の日記のページをめくるようなこの映画
全部がトムの視点だけれども
どこかにトムと重なる自分がいたり
サマーと重なる自分がいたり・・・
サマーとの恋は終わってしまったけれど
これはただの通過点…
夏が終われば ほら「秋」はすぐそこ