One Planetの活動(ビーチクリーンを網羅的に継続的に全国で実施することをサポートする)を考え始めたときから、いわゆる「世のため人のため」に頑張っている方々、活躍されている方々について本を読んだり、話を聞いたり、ウェブを見たりしてますが、本当に世の中には、途方も無い偉業をなされている方々がたくさんいらっしゃいます。

素直にすごいなぁと感嘆して、自分には到底無理だろうなぁと思って、いやいや先ずは小さな一歩からでしょ、というサイクルを繰り返してます。

昨日よりは今日、今日よりは明日、の心意気。

さて、ここ1-2週間というもの、基本ベースが海から遠いところに滞在しているため、だいぶ細々と活動してます。

主には、こんなこと。
・1/25,000にマトリックス化された日本地図をエクセル化する(地図を升目上に細分化することで管理を可能にしようという試み)
・実際のユーザーであるNPO団体に対するインタビューアジェンダ、アンケートシートを作成する
・アンケート/インタビューをお願いするNPO団体のリストを作成する
・関連書籍の斜め読み、関連TV番組等の視聴
・このブログを書く

どれもこれも、もやっとしていて進んでる感がありませんが、まあ、何事も試行錯誤で。


地図でしか見なかった、というより名前しかわからない海に行く機会に恵まれました。

石狩湾です。石狩=鍋、ってイメージしかなかったのですが、
これは海じゃなくて、石狩川で取れる鮭からきているとのこと。
(その鮭も近年不漁だそうですが・・・)

観光地じゃない、晴れた朝の海岸。





朝7時頃に到着したので、ほとんど人がいません。
しかも、ゴミも有りません。多少木切れが落ちているくらい。
海藻も貝殻もなし。漂流ゴミは全くないということでしょうか。

海水は足を浸せるものの、泳ぐには冷たい程度でした。

他の写真はFlickr!に掲載してます。




自分に影響を与える本は数多くある。歴史や、ビジネスにおける新しい考え方、古典経済、詩、あらゆる文学、など。でも、一番心を動かされるのは、今を生きるひとのリアルストーリ。

「世の中の役に立っている人」の話を集めた本は少なからず存在するけれども、やはりこの2冊が一番好き。インタビューを行った著者、渡辺さんの人間としての誠実さ、成熟さ、公平さが、本の中で紹介される数々の「チェンジメーカー」たちのストーリーをストレートに描くのだろうと思う。

「チェンジメーカー ~社会起業家が世の中を変える」



「社会起業家という仕事 チェンジメーカーⅡ」



紹介されているのはもちろん素晴らしい業績を上げている方々ばかりなので、読んでいると少し凹むような、こんなことは到底できないだろうなぁと弱気になるが、それと同時に、彼らの大きな野望に比べれば自分のやろうとしていることこそ、よほど取りかかることができるのではないかと思わせられる。

きょうも一歩づつ、進みます。