今回は、

自分の魅力的なキメ顔に
バリエーションをもたせてみませんか?
というご提案です。


、、、と、その話をする前に、
わたしが昔、ウェディングフォトグラファーとして
結婚式を撮影していたときのお話をさせてくださいね。




その方はモデルのようにキレイな花嫁さんだったのですが、
残念なことに、ご本人の中のキメ顔がひとつだけだったらしく、
全ての写真で同じ顔で写ろうとしていました。


そのキメ顔は、たしかにとてもキレイな顔なのですが、
シャッターを切っていくうちに、わたしはある違和感を
感じてきたのです。



ベールアップ、指輪の交換、ケーキ入刀、キャンドルサービス、、、
結婚式の各シーンでも、全部同じ顔。


背景と、旦那さんの立ち位置が変わっただけ。

彼女の心からの感動が、まるで伝わって来ないのです。



彼女の察知する感度は鋭く、
カメラを構えると、すぐ同じ顔になるので、
なかなか彼女のバリエーションのある姿を撮れません。


そこはプロとして、カメラを意識させない隠し撮りで、
彼女の他の表情を撮ることはできましたが、
とても苦戦した撮影でした。。



撮影を終えて振り返ってみて、

「彼女は魅力的な女性でしたか?」

と聞かれたら、わたしは返事に困ってしまうと思います。


なぜなら、
彼女の本心に触れられたのかが、分からなかったから。




もちろん、わたしが写真を撮らせてもらった花嫁さんが
全員そんな人だったのか?というと、そんなことはありません。


逆に、
花嫁さんが、友達と大笑いしたり、
照れ笑いをしたり、
サプライズに、派手に驚いたり、
表情がコロコロ変わる人の方が多かったですし、


そんな方を撮影できたときには、わたし自身も
撮影をとても楽しむことができましたし、
後から振り返っても、

「ああ、とっても魅力的な花嫁さんだったな」

と感じます。





全身で、感情を表現して
今を生きて、生き生き
つまりイキイキしている人。

そういう人は、生命力があって、
人を惹き付ける力があると思います。



このことは、結婚式という
特別なイベントのときだけじゃなくて、
どんな写真でも同じだと思います。


ですから、ぜひ日頃から
笑顔のバリエーションを持ってみてください。


同じ顔ばかりで、写真に写らないことを意識する。

ちょっと練習してみるのも、いいかもしれません。






ほほえみ(うふ)

はにかみながら(てへ)

照れ笑い(きゃん)

いたずらっぽく(むふふ)

喜びで驚きながら(キャー、嬉しい!)

大笑い(あははっ)

高笑い(ホホホ)

上品に(ふふ)

波打ち際で、追いかけっこ風(キャハハ☆)

大好きな人を思い描いて(えへ)





こんなイメージだと、バリエーションが増えるでしょ??


さて。


「写真写りが悪いの」
「写真がすごく苦手」

そういう方は、一発必殺技を知ろうする前に
自身の撮られる力「モデル力」を高めてください。


それは、難しいことじゃなくて、
まずは、笑顔のバリエーションを持つこと!



次回は、自身の撮られる力「モデル力」を上げるコツとして、
笑顔についてお伝えしますね。











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