今、アプリで顔写真を加工できますよね。


お肌が綺麗になったり、
美白になったり

はたまた目も大きくなり、
歯が白くなって
口角が上がったりします。

かなりスゴいです。



もちろん、わたしも使っています。


わたしも使っているので、
「加工するなんて、けしからん!」なんて、
口が裂けても言いません。


いつの時代も女性は、美しく見せたいものです。

必要なのですよ(断言)。



ただ、
「やり過ぎ注意!」というお話をさせていただきます。







アプリで写真を加工する弊害が、いくつかあります。


一番、恥ずかしいのが、実際にお会いしたときに
写真と交互に見比べられて

「あー・・・、写真と違いますね(苦笑)」

と言われてしまうこと。
 



なので、明らかに年齢不詳な
お肌ツルンツルン、目が不自然に大きい
そんな加工は止めたほうがいいと思います。




自撮り講座で伝えているのは

「『いいな』と思った加工の7割にしておいてください」



これ、本当に大切!!!!






これは、顔写真の加工だけじゃなくて、
風景などの写真の加工も同じです。


作業中は、同じ写真を見続けているので

「もっと、こうだったらいいのに」

と、ついついやり過ぎてしまうことが多いです。



最初の写真と比べて、あまり極端に変えてしまったら
写真そのものの魅力とかけ離れてしまうと思います。



なので、7割。
少し物足りないくらいが、ちょうどいいですよ。







 
あと、心理的な問題も起こりうるのではないか、、、と。

データがあるわけではないですが、
いろいろな人に自撮りを教えて、そう感じました。
 


アプリで加工した写真ばかり見ていると

アプリで加工した自分は、かわいい。
 ↓
素の自分は、ブサイク。
 ↓
だから、わたしはの容姿はダメだ。



こんな構図が無意識に染み込まないか、心配です。







実際に、高校で写真を教えているときに
女子高生に普通にカメラを向けると、すごく嫌がります。

「あたし、写真苦手で、すぐ変な顔になるんすよ」

と言われました。



でも、そんな彼女達の自撮り写真を見せてもらうと
激しく加工したものなのですよね。

プリクラに慣れているからでしょうか。

目が不自然にデカくて
どれが誰だかわからないくらい。。






心理学的に言うと、
客観的な評価はどうであれ、

「自分は、自分の容姿を愛おしい」

「自分は、どんな自分でも、自分のことが好き」

そう心から思えるとき、女性は内側から輝きます。





とは言っても、わたしは、自分の丸顔や、地黒の肌、
眉毛が太いことや、丸い鼻を

「ま、これはこれでチャームポイントよね」

なんて思えたのは30代になってからですが。。。


 

・・・話がそれましたが、

加工というバーチャルと
本当の自分というリアルのバランスが取れなくて

本当の自分に自信がなくなることは怖いですね。











また逆のパターンですが、
美しい勘違いをすることもあるようです。



プロカメラマンが撮影した写真に

「プロなのに、これはひどくない?
 自撮りのほうが綺麗に撮れるよ!!」

と文句を言いながら、写真を見せてくれた人がいました。



( ゚д゚ )ポカーン









本当の自分に自信がなくなることは、もったいないけれど、
美しい勘違いも痛いです。



 
加工アプリは、
本当の自分も認めながら(現実も見ながら。涙)
バーチャルなエンターテイメントとして楽しむ。


そんな心の持ち用も、大切なのではないでしょうか。





フォトグラファーとしては、

自分が美しく撮られる方法を研究したほうがいい

そう思っています。



 
角度や方法、テクニック、
そして心の持ち方で、写真写りは劇的に変わりますから。













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