残り時間から推測して、「伊豆の国パノラマパーク」は、往復だけでも結構な時間を取られる為、断念することにしたところ、そっち方面に行かないのであれば、あれもこれも削除出来るとして、どんどんプランも縮小して行きました。そして、結局は、宿泊場所のある伊東市周辺の観光をする事に決めたのでした。それに合わせて、次の目的地に設定したのは、伊豆・伊東・伊豆高原のランドマークである「大室山」でした。大室山を設定したのには、ある理由がありました。
その理由とは、「伊東市観光では絶対に外せない大室山」と言う位置付けでしたから、大室山をリストに加えたものの、リフトの最終時間が16時と決められている事を知り、伊豆の国パノラマパークを予定から外した今、取り敢えずは、大室山に登って、運が良ければ富士山も拝めたらと考えたからでした。その後、改めて、大室山にiPhoneナビを設定し、海岸線を進んで行くうちに、トイレに行きたくなってコンビニに入る事にしました。コンビニでは、サンドウィッチや飲料水を購入しました。
コンビニでトイレを済ませた後、サンドイッチと飲料水で、遅めのランチを摂ることにしました。コンビニを出てからは、途中、「道の駅 伊東マリンタウン」に立ち寄りながら、ひたすら大室山を目指し、15時前に到着しました。大室山は山頂付近が、すり鉢状になった小高い山で、地上で見ると、草に覆われた、とても綺麗な外観でした。2人乗りのリフト代は、財布に優しい往復500円と言う素晴らしい価格設定で、スキー場のリフトと同じ乗り方でスリル満点でした。
頂上のリフトの降り場付近には、強制的に記念写真を撮る装置が設置してあり、アナウンスと共に撮影されましたが、自撮り棒持参の私に記念写真は不要だったので、お断りした事は言うまでもありません。記念写真は、デジカメ全盛時代にも関わらず、その価格は、1000円でした。ところで、大室山の頂上からも富士山とは縁がありませんでしたが、その素晴らしい景色に癒されて、十分に満足感を得る事が出来ました。下りのリフトを降りて、土産物屋に立ち寄ってから駐車場に戻りました。
実は、この日の宿泊場所は、大室山の近くにあったので、周り方の効率を犠牲をして優先した大室山でしたが、その価値は充分にあったと思ったものでした。大室山の次の目的地は、「城ヶ崎海岸」でした。時間的には、丁度、夕陽の時間帯と被る事が判っていたので、動機のひとつにはなりました。大室山の近くには、「伊豆シャボテン動物公園」も存在していましたが、時間的には難しいと考えて、iPhoneナビに「城ヶ崎海岸」と入れて出発したのでした。
城ヶ崎海岸の有料駐車場に到着して、車を駐車した後、正面には突き出た岬がありましたが、夕陽の方向が、海に向かって右手にあった為、夕陽を優先して、遊歩道をひたすら突き進みました。遊歩道は、結構、起伏に富んだ道でしたが、柄にもなく、ハングリーに夕陽を目指して進む輩がいました。その理由は、海に沈む夕陽を勝手に想像したものでしたが、突き進んだ先にあったものは、海では無く、単に、山に夕陽が落ちるのが見える駐車場だったのでした。
一気にテンションが下がった私に、遊歩道を折り返して戻る気力はありませんでした。すると、案内看板に、遊歩道以外のルートで駐車場に戻る道が示されていたのです。その道は、海岸線からは離れた道で、木々に囲まれた山間の道を通るルートでしたが、起伏が激しかった遊歩道よりも、かなり楽に、短時間で駐車場に辿り着く事が出来ました。今度は、岬方向に歩んで行くと、岬の突端からは、右手に、夕陽が落ちた後の赤色の空を目にして、一応の満足感を得られたのでした。
岬から駐車場に戻った私達は、岬に向かって左手に進むと、有名な吊り橋がある事は地図を見て理解してましたが、時間的には宿泊場所にチェックインする時間帯だった事もあり、今回の旅行ではスルーする事にしました。実は、宿泊エリアの大室山から、一旦離れたのには他にも理由がありました。それは、折角の伊豆温泉エリアに来たのに、温泉に入らずに帰る事はないとの理由からで、当初は、リーズナブルな「伊豆高原の湯」に入湯する予定でいました。
しかし、その日は生憎の定休日であった為、止む無く、次の目的地を「赤沢日帰り温泉館」に変更する事にしたのでした。赤沢日帰り温泉館は、あのサプリメントのDHCが経営している日帰り温泉でしたが、ネットを見ると宿泊施設も完備している様でした。その後、平日にも関わらず、満杯の駐車場に到着しました。駐車場待ちの間に、ネットの写真を閲覧すると、別府の杉乃井ホテルみたく、棚湯になってる写真があったので、これは、期待できる温泉かも知れないと思いました。
赤沢日帰り温泉館の料金は1550円でした。家内と、湯当たりしない程度の待ち合わせ時間を確認し合い、それぞれの温泉に別れました。脱衣所に入るとタオルが使い放題と表示されていました。服を脱ぎ、風呂エリアに入ると、風呂の内訳は、広大な露天棚湯1箇所、樽湯2箇所、長い形状の湯船に泡風呂、ジェット風呂、普通の風呂、奥に水風呂、ドライサウナとミストサウナ、洗い場と言った構成になっていました。
道の駅 伊東マリンタウンです。
大室山の駐車場に到着しました。
リフトで頂上を目指しました。
頂上に到着しました。
富士山は雲に隠れていました。
帰りの風景です。
土産物屋に立ち寄りました。
城ヶ崎海岸です。
夕陽を目指して歩き続けました。
駐車場に落ちる夕陽を見ました。笑
駐車場に戻って岬に向かいました。
赤沢日帰り温泉館に到着しました。