今回はLINEエピソードをひとつ。ある日、長男家族と、近隣にある「びっくりドンキー」で、食事をする為に待ち合わせをする事にしてました。合流場所に着いた時、仙台にいる次男から、何故か敬語で『今、時間ありますか?』とLINEトークで問い掛けがありました。内容を読んでみると、コンビニで、iTunesカードを購入するのを、手伝って欲しいというものでした。その時点で、次男と私は遠距離でもあり、「手伝う」という意味が皆目、見当が付かなかった私は、『意味判らんから電話するわ』と伝えました。

しかし、電話は忙しいから出る事が出来ないとの返答があります。変だなと思いつつ、長男と合流して内容を伝えると、『お父さん!それはLINEアカウントの乗っ取りだよ!これは仙台にいる次男ではなく、悪意の第三者とのトークなんだよ!』と教えてくれました。長男の無視しろとの助言をもありましたが、興味が出てきて『金もってへんから無理』と送ると、『時間がありましたら、お金を送りあげます』と日本語になってない文章が送られて来ます。『これ警察に送るわ』と打つと相手からは返事が来なくなりました。

その後、千葉にいる長女が、被害にあった事が判明します。長女は次男からの頼みと思い込み、8万円のiTunesカードを購入して3万円分だけ送った時点で、私たちと連絡がつき、それ以上の被害は免れました。しかし、残りの5万円のカードをどうしようとなった際、長男がダメ元で、買ったコンビニで交渉してみたら?とのアドバイスを送り、娘がコンビニに相談したところ、換金に応じてくれた様で、とりあえずは安心した次第です。

結局、被害にあったのは長女と、次男の後輩の2人と判明。その被害金額は6万円でした。次男は被害を被った後輩には、3万円を返金する事にした様ですが、長女には、今度会った時に奢るよと誤魔化してましたね。本当に、世の中には悪い奴がいるなと思いましたが、ネットでググると、加害者は中国人らしいと出てました。当時の被害総額は、確か650万円でした。今後も、手を替え品を替えて、騙されやすい日本人はこれからもターゲットにされて行くのでしょうね。

 

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