5月26日の日曜日は、家内に朝一番から比叡山に向かう事を公言していたので、朝6時に目が覚めたタイミングで、階下に降りて身支度をする事にします。3月1日から6月30日の期間内の比叡山ドライブウェイは、朝の7時から開門しているので、7時台にゲートを潜る事を目標にして粛々と準備を始め、7時前に家内の実家を出発しました。途中、コンビニでランチ用の菓子パンとオニギリを購入して、比叡山ドライブウェイのゲートを潜ったのは7時半頃でした。比叡山山頂駐車場への坂道では、とにかく、燃料を減らさない様に回転数を抑えてゆっくりと登りました。山頂駐車場に到着してからは、日曜日でもあるので、トイレやミュージアムがある側は避ける事にします。

それは、常に混雑するのは、そのエリアだと分かっていたので、迷わず、反対側のエリアの中央付近にある、南北方向に開けた位置に車を駐車しました。運用体制としては、千葉県の鋸山と同じパターンとして、ルーフに取り付けたマグネット基台には、MAT-50を2枚配してRHM12を設置して、29FMに合わせておきました。車内には、ダッシュボードにIC-705とIWASHN GP-50バッテリーを置いて、後部座席にはAH-705とCAT-283チューナーを置きました。最初は、AH-705を使用してオートチューンする事にして、AH-705チューナーには、地元のショップで購入した、10m × 2本のアース線を取り付けてハッチバックから外に垂らしておきました。

全ての接続が終了して、29FMでオートチューンしてワッチに入ると、北海道がオープンしていました。嬉しくなった私は、お声掛けして回る事も考えたものの、ついつい欲が出てしまい、サブの周波数を確保して、メインでCQを出してから、サブに戻ってCQを出したものの、全くコールバックが無く、ガッツリと空振りします。そこで、その方法では無理だと直ぐに悟り、入感している北海道(8エリア)の局にコールを送る事にします。暫くワッチしていると、北海道札幌市のJA8局にコールを送った局が、無線系人気YouTuberの「ももすけさん」だと気付きます。初めて、YouTubeの動画の音声では無い、ももすけさんの変調を聴けたので良かったですね。

ももすけさんとの交信終わりに、JA8局にコールを送ると、8時37分にコールバックがあり交信がスタートしました。その後は、JQ3局のCQが聴こえて来たものの、8エリアが目的であれば申し訳ないな。と思いながらも、コールを送ってしまいます。すると、当然ですが、直ぐにコールバックがあり、8時45分に交信がスタートしました。すると、このJQ3局は、5月5日にも長男家族を京都太秦映画村に送った際、映画村横の大駐車場の片隅で待ってる間にQRVして、430MHzのFMモードで繋がった局だったのでした。5月5日には、JQ3局は、京都府宇治市の移動局でしたが、今回は京都市山科区の固定局でした。

続いて、北海道三笠市のJH8局にコールを送ると、9時8分にコールバックがあり交信がスタートしました。すると、いきなり名前を呼ばれて驚きます。すると、この局は、3月16日にも14MHz帯で、交信した事があったHさんだと判明しました。9時19分には、北海道石狩郡新篠津村に移動されていたJE8/8局と繋がりました。9時52分には、北海道紋別郡遠軽町のJK8局と続き、10時13分にも、同じく北海道紋別郡遠軽町のJH8局と交信しましたが、この局も3月31日に18MHz帯で交信したMさんでした。続いて10時36分には、北海道函館市のJH8局との交信が成立しましたが、この頃には、29FMのコンディションも落ちて来ていました。

そんな中、唯一、59オーバーで入感していたのは、北海道江別市のJH8局だけでしたが、その局も浮上して来たり、落ちて来たりの繰り返しで、浮上して来たタイミングでコールを送っても、よりパスが良いエリアの局に負けてしまう事が続いた為、ランチ用に買っていた菓子パンを頬張りながら、JH8局の交信をワッチしては、コールを送るを繰り返していました。その後、背伸びする為に車外に出た際、斜め前方に移動運用の準備中の、見覚えのあるホンダフリードを認めます。私は、車に近付きながら軽く会釈して、「初めてじゃあ、ないですよね?」と振ると、相手の局も「そうですね」と応じてくれたので、以前、比叡山で交信した際にも会った事がある局でした。

その時は、アイボールの記念に、21MHz帯で交信したものの、あまりに近過ぎて、フルスケールの「磔(はりつけ)獄門状態」の中、何とか交信が成立したと言う、ある意味、印象深い局だったのでした。その時も、V型ダイポールを使用して、7MHz帯でQRVしようと調整をされていましたが、調整が上手に行かず苦労されていました。結局は、その時は7MHz帯は諦めて別の周波数で運用されていましたが、今回も再び7MHz帯の調整に失敗して頭を抱えていましたね。話を戻して、北海道江別市のJH8局から、コールバックを貰えたのは、前の局から1時間以上経過した12時2分のことでした。この局とは既に6回目の交信でしたが、交信の全てが29FMによるものでした。

しかし、過去には比叡山からも交信した事があったので、今回はログインのみと考えていたところ、JH8局からは、1年振りの交信と言う事でカード交換する事になります。その後は、オニギリをパクつきながら、次の周波数を何処にしようか考えた時、HF帯は何処でも出来ると考えて、折角の比叡山だからと、144MHz帯か430MHz帯でQRVする事にしました。その後、アンテナをCR8900に付け替え、チューナーもCAT-283に切り替えて、両バンドのSWR調整をした後、144MHz帯をワッチするも、仲間同士と思われるローカル局同士の会話は聴こえたものの、他には聴こえて来なかったので、430MHz帯のFMモードに変更してワッチしていると、奈良県奈良市の高円山に、担ぎ上げで移動されていたJH3/3局のCQにコールを送り、12時9分から交信がスタートしました。

続いて、大阪府守口市にある淀川河川公園に移動されていたJQ3/3局と、京都市左京区の鞍馬から、かなり上がった場所にある、花背峠に移動されていた、JP3/3局との会話を、狸ワッチしていたところ、IC-705の背面が熱くなる話をされていたのを聴き、納得しながら聴き入ってしまいました。その交信終わりにJQ3/3局にコールを送り、12時48分に交信がスタートしました。当然として、IC-705の放熱談義に花が咲きましたね。JQ3/3局の交信後には、CQを出すことに決めて、サブの周波数を確保してメインでCQを出しました。すると、13時19分に花背峠に移動されていたJP3/3局からお声掛けを頂き、交信がスタートしました。この局とは「誰でもQSL」の了承を頂きました。

続いて、13時33分には、京都南インターから降りて、南方向に移動中だったJK3/3局と交信がスタートしましたが、JK3/3局が御自宅に、もう直ぐ到着されるというタイミングで、次回はファイナルと言われて、はっ?と、ある事に気付きます。その気付いた事と言うのは、その局が、無線系人気YouTuberの「ワッフルさん」だったと遅ればせながら気付いたのでした。ワッフルさんとは、残念ながらノーカードとなりました。続いて、13時43分には京都府城陽市のJQ3局からコールを頂き、13時54分には、昨年の8月20日にも交信した事があった、大阪府松原市のJE3局と続きました。14時17分には、大阪府堺市のJN3局と繋がります。この局には誰でもQSLを勧めて了承を頂きました。14時26分には、兵庫県宝塚市のJE3局からお声掛けを頂きます。

このJE3局からは、アンテナを張り直したので、レポートを下さいと言われたので、レポートを送った後で、色々と話をしたのですが、奥さんもコールサインをお持ちの方で、その奥さんの車がホンダのフリードらしく、自動運転ネタから派生した会話から、これまで自動運転に関しては、日産の一人勝ちと考えていたところ、ホンダフリードにも、自動運転機能の様なものが付いている事が判明して知識が広がった次第です。この局にも誰でもQSLを勧めて了承を頂きました。それから、15時丁度から交信がスタートした奈良県奈良市のJO3局とは、JARLと誰でもQSLの二本柱での交換を約束する事になりました。

15時42分には、大阪府堺市のJQ3/3局と繋がりましたが、この局は無類の潜水艦マニアの方で、広島県呉市にある潜水艦基地にも何度も来られた事があるらしく、その話で盛り上がりました。この局とは、JARLと誰でもQSLのダブル交換と相成りました。16時15分には、アマチュア無線、鉄道模型、戦闘機のプラモデル作りが御趣味の大阪市阿倍野区のJA3局と交信しました。16時38分には、徳島県阿南市のJA5局からコールを頂きましたが、JARLに入って無いという話だったので、誰でもQSLをお勧めしたものの、了承は得られず、ノーカードとなりました。17時9分には、デジタル簡易無線からスタートして、アマチュア無線にも足を踏み入れて来たと言う、京都府西京区の桂川河川敷に移動していたJQ3/3局との交信がスタートしました。

この局からは名前は言えないと言う初のケースでしたが、誰でもQSLでの交換を約束しました。この局は旧TwitterであるXで、自転車の関連で投稿されてると仰っていましたが、その仔細をメモする事が出来ずに終わりました。17時28分には、大阪市北区の18歳の学生さんで、最近、進学で大阪に来たばかりらしく、オマケに開局したばかりで、私との交信で4局目との話でした。この局にも誰でもQSLを勧めて了承を貰いました。この時点でも、複数の局に呼ばれていましたが、19時の夕食までに家内の実家に戻るには、この辺りがリミットだと考えて、通常であれば「他にお聴きの局はいらっしゃいますか?」と言うところ、「周波数をオープンします!各局有難うございました!」と発してQRTしました。その後は、速やかに撤収作業に入り、19時前に家内の実家に戻りました。
 

 

午前中は天気が良かったです。

 

 

 

 

 

午後から徐々に天気が悪くなりました。

 

 

斜め左前にフリードが、Vダイポールを揚げてます。

 

 

午後からは430MHz帯オンリーでした。(CR8900アンテナ)