以下はあくまでも私感ではあるのですが、20年振りに再開局して戻って来たアマチュア無線界は、私が初めて開局した1987年当時と比較すると、数字的には3分の1になった表面上の違いはあるにせよ、それでは測れないバンド内での様相も様変わりした様に感じました。かつては、平日であっても、それなりにいた無線人口も土日に集中する様になったのは、仕方のない流れとは思いますが、無線局個々の、楽しみ方にも明らかな変化があると感じていました。

 

ただ、無線界の変遷をタイムリーに感じて来られた、OM諸氏とは一線を画する感じ方とは思いますが、例えば、カード交換は当たり前とまでは言いませんが、交信すればカードを発行する事が、普通だと感じていた頃に比べると、再開局当時の私は、普通に「ノーカードでお願いします」と言える環境は、旧態依然の頭の私からすれば、例え、名刺がわりの交換であっても、「カードの準備も無しに普通に交信してる」相手に対して畏敬の念さえ抱いたものでした。

 

それを目の当たりにした出来事がありました。7MHz帯は今も昔も大人気のバンドですが、そんな7MHz帯を久し振りに聴いた時、「もし、カードを交換されとおられる様でしたら、1枚交換お願いします。ノーカードでも問題ありません。次回、ご指定ください」と言う文言を聴いた時に、私にとっては、正に、目から鱗状態で、アマチュア無線も随分と変わったんだなって実感したものでした。今では、その台詞を私も使っていますが、私の場合には、ノーカードもしくは、誰でもQSLはどうですか?に変えてますね。笑

 

誰でもQSLでもそうですが、カード交換の在り方も、従来通りの紙カードの他に、実体の無い?電子QSLや、お互いに交信ログをアップロードする事で、データベース上で、双方のログを突き合わせて、一致すれば交信が成立する手法等々。交換の手段も多岐に渡っています。カード交換と言う免罪符が無くても、普通に交信として成立する現在では、ある意味、逆説的な考え方ではあるのですが、カード交換が有名無実化する反面、アマチュア無線の原点である「交信」にウエイトが移っていると感じています。

 

またまた穿った考え方ではありますが、私が開局した当時は、私が、かねてより公言している様に「29FM専門」と言う様に、そのバンド、その周波数専門と言う様に、割と公言する人も多かった気がします。しかし、現在は無線人口の減少と共に、〇〇専門にするには敷居が高いと感じていますし、むしろ、マルチに楽しんでこそ、再開局の醍醐味だと考えてもいます。その流れで、再開局の動機となったデジタルモードも、D-STARから始まってFT8 にも進み、電話の方も1987年から、7MHzや21MHzから29FM専門と変遷して行きました。

 

2022年に再開局してからは、7MHzから29FMまでは、再開局した年の2月から8月中旬に、久し振りに経験したものの、8月中旬(盆休み)には、初めて50MHzから430MHzを経験してからは、主に21MHzから430MHz帯にQRVする様にもなりました。今年に入ってからは、50W化を達成した事もあり、7MHzから430MHzまで、余す事なくQRVしていますが、今のところは、「言うだけ番長」化してますが、その内には、CWにも本気で取り組み、CW専用周波数帯のデビューも叶えたいと妄想しています。

 

P.S. 愛車である日産エクストレイルのフロントガラスの内側に設置していたサンシェードですが、この度、エクストレイル専用のサンシェードを購入して、本日、設置した次第です。ワンタッチで開いて簡単に設置出来ました。これからの暑い日にも、しっかりと遮熱してくれそうな期待感が持てる製品ですね。

 

宅急便の袋から取り出したところです。

 

 

ビニール袋からも取り出しました。

 

 

収納袋からも取り出しました。

 

 

バーン!と開きました。

 

 

上の状態から開いたらサンシェードになりました。

 

 

ミラーの部分はマジックテープ仕様でした。

 

 

専用だけあってピタリと設置できました。

 

 

外から見たサンシェードです。