5月3日は、5月4日から僅かに1泊と言う強行日程で、京都を往復する予定だったので、いつもは洗車機に通すところでしたが、休日で利用者が多いと踏んで、自宅から久し振りに、水ボトルと折り畳みバケツを持参して駐車場で車を拭く(擬似洗車)ことにしました。駐車場は太陽がギリギリ当たる時間帯でしたが、車を拭いた1時間は、何とか暑さを感じる事なく終了出来ましたね。

 

久し振りに車を拭いてみると、新たな傷を発見したりしてナーバスな気分にはなりましたが、5万km超を走った車としては、あくまでも「ぱっと見」ではありますが、まあまあ綺麗に見えるのでヨシとする事にします。家内は、「車を拭いたら、そのまま(無線)行けばいいじゃん!」と、言いましたが、水ボトルと折り畳みバケツは、車に置きたくなかったので、拭き取りが終わってから持ち帰りました。

 

その後、午前11時前に自宅を出発した私は、一路、いつもの公園に向かいます。駐車場は、いつもの場所には車がひしめき合っていたので、少し離れたスペースが空いていたので、そちらに止める事にしました。早速、トランクの下層スペースからタイヤベースとアンテナポールを取り出して、タイヤベースを後タイヤで踏ませて、アンテナポールを取り付けました。

 

ポールの上には小型ローテーターをセットして、電源ケーブルを接続します。バランをV型に直して、ローテーターの回転ポールに取り付けました。続いて、ロッドアンテナを14MHz帯に合わせてからバランに取り付けて、同軸ケーブルも接続。そして一気にアンテナポールを引き上げたのでした。車のルーフには144/430用として、CR8900アンテナをマグネット基台にマウントする事にしました。

 

車内のレイアウトは、ダッシュボードにIC-705とIWASHN GP-50バッテリーを置き、助手席にHF機のIC-7300MとBNC BL-50TXバッテリーを置くと言う、いつものパターンではありましたが、昨夜、5D-FB(3m)同軸ケーブルが到着したので、車内ではIC-7300MとCAT-300チューナー間で、5D-FBアンテナを使用する事で、遅ればせながら、HF帯とVU帯の同時受信が可能と相成りました。笑

 

全ての準備が終わって、14MHz帯からワッチに入りましたが、いつに無く、聴こえて来ないと言う嫌な状況に直面します。18MHz→21MHzと覗いたものの、状況は同じで変調が聴こえて来ないと言う絶不調の状況の様でした。仕方ないので、IC-705の電源を入れる事にしました。すると、145MHz帯で既知のJJ4局の変調が飛び込んで来ました。

 

JJ4局は、広島県呉市にある灰が峰に移動して、しかも、東京コンテストとしてQRVされてる様でした。取り敢えず、SWR調整を済ませて、JJ4局の交信を聴きながら、昼食として用意して貰った菓子パンを頬張りながら狸ワッチする事にします。そして、昼食が済んだタイミングで12時22分にJJ4局にお声掛けしました。今回の交信もしっかり「誰でもQSL」の約束を交わしましたね。

 

次に433MHz帯の様子を見る事にして、QSYしてみると、以前、広島県三原市にある「宇根山」を教えてくれた、東広島市のJN4局が、広島市安芸区にある絵下山に移動されてるCQが飛び込んで来ました。12時37分にお声掛けして、久し振りとなる交信を楽しみました。JN4局とも誰でもQSLの約束を交わしましたね。

 

この時点でもHF帯は絶不調の様だったので、遂に完全に諦める事にして、かなり面倒臭い作業でしたが、V型ダイポールアンテナに替えて、ナガラのDO-2B8アンテナに変更する事を決断します。そして、全ての切り替えが終了して、再びQRVしたのは、13時半近くにもなっていました。すると、145MHz帯に「広島フラワーフェスティバル記念局」であるJA4RL/4局のCQが入感して来たので、13時30分にコールを送って交信がスタートしました。

 

CQを出されていた方が、無免許のゲストオペレーターも待機してると言う話をされて、直ぐにゲストオペレーターに代わりました。私が交信した相手は、まゆみさんと仰る女性の方で、ご主人はアマチュア無線をされてる方と言う話でしたね。私は最後に「これからは夫婦で無線にのめり込んで下さいね!」と送ると、笑い声の中でファイナルとなりました。

 

その後、メインでCQを出してサブに移ると、13時54分に広島県呉市のJE4局からお声掛けを頂きます。このJE4局とは2nd-QSOでしたが、カード交換はJARLのみとなりました。続いて、14時12分に神奈川県横須賀市から移動運用に来られていた、JI1局からもお声掛けを頂きます。JI4局は広島県三原市にある宇根山天文台の駐車場からQRVされていましたね。この局もJARLでの交換となりました。

 

14時23分には3rd-QSOとなった山口県岩国市のJA4局からお声掛けがあり、交信がスタートしたものの、ふと横を見ると、無線局らしき人物がこちらにアイコンタクトされていたので、JA4局には、フレンド局がアイボールに来られていると説明して、後ほどメインにお声掛けしますので、とお断りを入れてから、一旦、ファイナルを送ったあと、周波数をクリアして無線機の電源を落としました。

 

アイボールQSOに来られていたのは、これまでにも、何度か交信した事があったものの、初めての対面となった、ハーレーダビッドソンに跨る勇姿が素晴らしい名刺を頂戴したJH4局でした。その後、1時間超も話し込んでしまいます。JH4局とお別れした後、145MHz帯のメインで再三に渡って、JA4局にコールを送ったものの、タイミングが悪かったのか、想定よりも遅くなり過ぎたのか、繋がる事はありませんでした。

 

仕方ないので誰でもQSLで言い訳を記すことにします。その後は、16時2分に愛媛県上浮穴郡久万高原町にある笠取山(標高1,500m)に移動されていたJJ5/5局にコールを送って、交信がスタートしました。JJ5/5局とは初めてでしたが、しっかりと誰でもQSLをアピールして了承して頂きましたね。この局をもって交信を終了して、撤収に入りました。

 

5D-FB同軸ケーブルです。

 

 

同時受信が可能となりました。

 

 

最初のQRV風景です。

 

 

 

VU帯八木アンテナに着替え後の様子です。

 

 

IC-705で145MHz帯にQRV