4月29日は、朝にアプリで見た天気予報で、雨が3日間も続くと言う事で、朝から戦意を消失して、YouTubeの動画を視聴しまくっています。最近は「演奏系YouTuberのよみぃ氏」のドッキリ動画がお気に入りですね。しかし、紛いなりにもアマチュア無線局であれば、雨ならば、自宅からターミナルモードを使って、「D-STAR」って話になるのが順当ではあるのですが、それも、週一回のロールコールだけになっている現在、割と敷居が高いと感じていました。

 

しかし、再開局の動機となったデジタルモードのうち、FT8の肝であるハムログの「hQSL」の設定に手間取る今、まだまだ続く紙カードのオウム返しが終了しても、離れた期間が長過ぎて、FT8の再開は微妙な立場にもなっています。それでも、ここら辺りで、せめて、もう一つのデジタルモード「D-STAR」だけでも再開しようと思い立ちます。とは言え、週に一回程度のD-STAR経験も、単独のD-STAR運用には程遠く、2022年2月の再開局時に作ったマニュアルを引っ張り出す事にしました。

 

そのマニュアルとは、YouTuberのたくてれさんのD-STARの交信風景を参考にして、私に合わせて書き直して文書化したもので、A4サイズの紙に印字したものをラミネート処理して、運用時には、それを見ながら運用していました。頻繁に運用していた頃は、既に文言を覚えていたので、マニュアル無しで交信できる様になりましたが、この日にデビューすると決めていた私は、何度も手順を反芻しながら、ガチガチの体で廿日市430レピーターからCQを出したものでした。

 

その時に繋がって、手解きしてくれたJR4局とは、未だに2回目の交信は実現していませんが、JR4局からはD-STARのイロハを教えてもらいました。例えば、信号強度はメリット5と言うとかの初歩中の初歩ですね。しかも、このD-STARデビューは、20年振りとなるアマチュア無線の、再開局デビューも兼ねていたので、余計に緊張していたのでした。この日は、比叡山430レピーターからも声を出してJG3局との交信も楽しみました。

 

超久し振りとなったD-STARでしたが、最初に選んだレピーターは、「札幌430レピーター」でした。このレピーターで一頻りCQを出した後、千歳430レピーターでもCQを連発していた私でしたが、両方のレピーターからのコールバックが無かった事から、あまりに久し振り過ぎて、設定が間違っていて、CQが届いてないのでは?と考える様になって、既知の函館430レピーターのJA8局にお声掛けしてみました。このJA8局とは、ロールコールメンバー同士でもありました。

 

いきなり、函館430レピーターでJA8局を呼び出したものの、直ぐには反応が無かったので、やっぱり設定に問題があるな。と思い掛けていたところに、19時17分にJA8局の声が飛び込んで来ました。私は、これまでの仔細をJA8局に伝えて、答えを仰ぐと、問題なくメリット5で声が届いている事を教えて頂き、安堵したのですが、後から考えてみると、ロールコールもD-STARのターミナルモードを使っており、単独使用のD-STARもターミナルモードなので、聞くまでも無く、設定に問題が無かったのでした。

 

おまけに、ある場所を見れば一目瞭然だった事も思い出しました。その「ある場所」とは、「DSTAR Now!」でした。このサイトには、タイムリーに内外のD-STARの情報が流れて来る場所で、当然、私がどのレピーターでCQを出したのか、全ての履歴が表示される場所だったので、ちゃんとCQが通っているのか確認する場所としては、このサイトが最適だったのですね。私もD-STARを頑張っていた頃には頻繁に観ていた事を、遅ればせながら思い出した次第です。

 

D-STARの運用に問題が無いという確信が持ててから、最初にCQを出す場所として選んだレピーターは、「静岡430レピーター」でした。それでも、ドキドキしながらCQを出すと、19時29分にJF2局からコールバックがありました。D-STARの交信局の一覧表(マニュアル同様にラミネート処理した一覧表です)を見ると、再開局まもない2022年2月中旬にも繋がった事のある、2nd-QSOとなる局でした。私は久し振りのD-STARで緊張気味ですと伝えました。

 

するとJF2局は、「そんなに緊張しないで、これからも頻繁にD-STARに出て来て下さい。最近のD-STARは、カード交換の云々では無くて、気軽に会話を楽しむ場になっていますので、そう言うスタンスで臨まれて下さいね!」と仰って頂きました。続いて選んだレピーターは、長崎430レピーターでしたが、このレピーターでは既知のJR6局に、19時58分に、いきなりお声掛けして、久し振りの交信となりました。このJR6局を最後にして久し振りのD-STAR運用を終えました。

 

斜めってますがD-STARの運用風景です。笑

 

 

文章の最後が間違ってますが、交信マニュアルです。

 

 

DSTAR Now!です。