4月26日も、午前中は用事があったので、いつもの公園には、午後から移動する予定でした。昼食後に移動した大駐車場には、昨日と同様で、駐車したい場所には、既に車が駐車してたので、定番の移動地となりつつある最頂部に向かう事にしまはす。最頂部の駐車場は、昨日と同じで、がら空きだったので、昨日と同じ位置に駐車する事にしました。時間も限られている事から、簡易なアンテナを使用する事は、大前提としてありましたが、使用するアンテナの選択で悩みます。

 

いつもであれば、RHM12アンテナ一択でしたが、選択肢に29MHzと50MHz帯に、特に調整する事もなく、取り付け可能なCR8900でも良いな。と言う気持が芽生えていたからでした。RHM12は50MHz帯以上は、何かしらの調整が必要でした。少し悩んだ結果、トランクの下層スペースに収納するCR8900を取り出す方が、面倒臭いと判断して、取説通りにRHM12のロッドアンテナを1.13mに調整して取付け、50MHz帯のFMモードでQRVする事にしました。

 

IC-7300Mでは50MHz帯の運用をした事が無かったので、少し期待感を持ってワッチに入りましたが、何度かメイン周波数とサブの周波数を往復したものの、遂にはコールバックを貰えず、SSBの範囲も確認したものの、交信はありませんでした。続いて、RHM12のエレメントを7MHz帯に伸ばして、ワッチに入りましたが、何故か聴こえて来る交信も僅かでした。そんな中、宮崎県日南市の記念局である、8J6VLP/6局のCQを聴いた事で、出力を50Wに上げて、コールを送ったところ、13時53分に、一発でコールバックを頂きます。

 

この記念局は、ワンウェイ(相互交換では無く、一方的に送ってくれる)でQSLカードを送ってくれるとの事でした。コンディションが低い7MHz帯は、早々に見切りをつけて、14MHz帯にQSYしましたが、14MHz帯はノイズの中に埋没してる感じでした。次にエレメントを調整してQRVしたのは、18MHz帯でした。ここでも決してコンディションが良い訳ではありませんでしたが、北海道岩内郡共和町の移動されていたJK8/8局を見つけ、多くの局がコールを送る中、私も参戦しましたが、14時11分に、これまた一発でコールバックがありました。この局もワンウェイでした。

 

18MHz帯では、JK8/8局に続いて、14時43分には北海道網走市のJJ8局との交信に繋がりましたが、この局には「誰でもQSL」を勧めて、了承して頂きました。15時5分には、北海道雨竜郡の既知のJA8局にコールしました。この局にも勧めてみたものの、了承して頂けずノーカードとなります。すると、近くで既知の広島市東区のJI4局がCQを出されているのに遭遇します。他の局から呼ばれたら、コールするのを止めると決めて、ワッチしていると、コールバックが無かったので、コールを送って15時14分から交信がスタートしました。

 

この局とは、50MHz帯のFMで初交信した後、144MHz帯のFMでも交信。最近では14MHz帯でも交信した事がある局でしたが、誰でもQSLを勧めると、興味を示してくれたところから、D-STARについて教えて欲しいとか、話題が多岐に渡って、ロングQSOとなりました。15時58分には、21MHz帯でCQを出されていた北海道虻田郡ニセコ町のJA8局との交信します。この局にも誰でもQSLを勧めたものの、了承は得られませんでした。その後、50MHz帯も覗いてみると、既知の1アマのJA4局が、フレンド局らしいJA4局とQSO中でしたが、時間も押していたので、そのまま撤収に入りましたね。

 

本日の移動運用では、例えば、50MHz帯に最初にQRVした時とかでも、アマチュア無線の最盛期であれば、平日であっても何処かでワッチしてる局もいる筈で、何かしらの反応が返って来ただろうな。って思った事でした。29FMでも最盛期には、バンド内がワンワンする様な状況で、開けてるのでは?と思っても、確信が持てない中、CQを出して、その反応が返って来る事で、コンディションを知る事ってリアルにありました。ですから、現在の様に最盛期の3分の1以下にまで無線人口が減った状態では、CQを出す人もワッチする局も激減してるので、バンドがオープンしていても、気付かないと言う事もあるのでは?と思ってしまいました。