題名を変更しました。Wi-Fiを使ったターミナルモードでのD-STARは既に運用しておりました。^^;

 

本日は、ナガラDO-2B8の初めての組み立てと全体的な設営及び、IC-705との相性・運用テストを兼ねて、車で5分程の近隣の公園で実施しました。年明けから絶不調でもあり、電力供給の問題もあって、このテスト運用で交信が成立すると、3月3日にして、ようやく無線始めとなるのでした。3月3日は16時から、長男ファミリーとの雛祭り会と誕生日会を予定していたので、撤収に時間が掛かる事は既に分かっていたので、14時半には交信は終了しようと考えていました。

 

限られた時間内に設営の試しや、テスト運用する予定を立てていたので、実質、2時間半程度と推測して、出発時間は早飯後の12時にしていました。12時過ぎに予定通りに自宅を出発した私は、駐車場でアンテナ収納袋をトランクに入れて、近くの公園に車で向かいました。前回、V型ダイポールの設営の試しと、アンテナチューナーとIC-7300Mとのカリブレーション(予期せぬ電圧降下で玉砕した時です)の時は、駐車場が満杯でした。

 

私は、空いたスペースがある事を祈りながら駐車場の入口を左折します。すると、駐車場の左側のスペースに割と空きがある様に見えたので、左側に進路を取り、2台の空きスペースの左側に駐車します。それは、右側のタイヤには、タイヤベースをセットする必要があったからでした。前向き駐車で車止めの寸前で停止し、トランクルームの下層スペースから、タイヤベースを出して車止め近くに置きました。そして、少し前進してタイヤベースに乗り上げました。

 

トランクの下層スペースから、DAP450アンテナポールを取り出し、タイヤベースの基台に差し込み蝶ナットで固定しました。下層スペースからは、更に小型ローテーターも取り出して、ポールの先端に取り付けました。DO-2B8アンテナの接続金具に開いたネジ穴に、Uボルトセットを差し込み反対側から蝶ナットを回して、ポールが通る程度の隙間まで蝶ナットを締めて行きました。そして、ポールの先端に差し込んで本格的に締めて行きました。

 

しかし、このままでは、アンテナの自重によって、前屈みになるかも知れないと考えていたので、予め用意していた、小型の伸縮タイプの突っ張り棒を接続金具の周辺に、マジックテープ付きのゴムバンド3本で固縛して、その先端に紐を結んで、ブームの途中から引っ張ってみました。あまり、効果は無いとは思いましたが、一応の体でそのままにした次第です。その後、第1、第2、給電部のある第6、第8エレメントを取り付けました。

 

ブームにも短いエレメントが横向きに付いていたので、一旦、蝶ネジを緩めてから縦向きに変えて固定しました。第6エレメント横の給電部に、8D-SFA-Lite同軸ケーブル(10m)を接続して、接合部付近でマジックテープで固縛した後で、下に垂らし、小型ローテーターの電源ケーブルも、延長ケーブルと接続して下に垂らしました。それから、一気に4.5メートルの高さまで引き上げたのでした。ローテーターのケーブルと電池ボックスを接続して、試運転したところ動いてくれたので安心しました。

 

しかし、接続部付近の同軸ケーブルに余裕を持たせて無かった所為で、ローテーターの回転に不具合が発生した為、再度、下に降ろしてから余裕を持たせて、引き上げました。今度は安定して動いてくれたので安心します。ローテーターのケーブルと同軸ケーブルとを、目の高さレベルで纏めてマジックテープで固縛し、ローテーターのケーブルは運転席に入れ、同軸ケーブルは、タイヤベース付近にもマジックテープで固縛してから、車の後方向に伸ばして後部座席の窓から中に入れました。

 

後部座席に入れた同軸ケーブルは、CAT-283アンテナチューナーと接続しました。アンテナチューナーからも8D-SFA-Lite同軸ケーブル(3m)を運転席方向に伸ばします。その後、運転席に座って、バッテリードックに6cm角のUSBファンを取り付けたIC-705をダッシュボード上にセットして、先程の同軸ケーブルにBNCコネクターを取り付けた先端を、IC-705の左横の端子に接続しました。IC-705の後側にも更にUSBの2連ファンを置きました。

 

6cm角のファンと2連ファンのケーブルは、モバイルバッテリーのUSB口に挿して、動作を確認しました。別のケースからは、IWASHN GP-50を取り出して、シガーソケットにCQオーム製のIC-705用シガーケーブルを挿して、IC-705に電力供給します。次にパソコンBAGから、時計とプラスチックバインダー、ログ代わりのA4ノートと筆記用具を取り出しました。ローテーターの延長ケーブルは電池ボックスを接続して、ハンドルの前のダッシュボードに置きました。

 

IC-705の電源を入れ、433.00MHzに合わせてから、CAT-283チューナーで整合操作に入りました。チューンが取れてから、暫しワッチしたものの、会話が全く聴こえてきません。それでも気を取り直して、サブ周波数を指定して、メインでCQを出してみました。しかし、サブで待機しても何の応答もありませんでした。正に田舎あるあるの無線事情です。暫くCQを出したもののガッツリ空振りしたので、145MHzにQSYする事にして、430MHz同様に頑張ってCQを出すものの、ここでもガッツリ空振りして落胆します。

 

再び、433MHzに戻ってメインでCQ を出して、サブに移ったものの、例によって空振りしたので、周波数をクリアせずに周囲をぐるぐるワッチしていると、メインで特定局を呼び出す変調を受信して、「え〜〜!居るじゃん!」と思いながらも、塩対応した局の会話をワッチしていました。すると、どちらもJO4局でしたが、未交信の局でした。すると、更にブレーク局まで現れたので、ローテーターでアンテナを動かして、サイドの切れを確認出来ましたね。

 

このDO-2B8アンテナはカタログにあるビームパターンの通りで、サイドが結構、切れてくれる印象を持ちました。アンテナを動かすと、57から59プラス20dB程度の変化が見て取れたので、以前の中華製アンテナとの差に、嬉しい気持ちになりましたね。他局の会話をワッチしても埒が開かないので、気持ちを新たにメインでCQを出してサブに移り、再度、CQを出したところ、13時42分に広島市東区のJA5/4局からお声掛けを頂きました。

 

続いて、13時50分には同じく広島市東区のJK4局からもお声掛けがあります。この2局はいずれも、初めての局でカード交換の約束をしました。呼んでくる局が途絶えたタイミングで、今度は周波数を145MHzに移します。メインからサブに移り、再度、CQを出すと、14時9分に広島市安佐北区のJR4局からお声掛けを頂きます。この局も初めてだったので、カード交換の約束を頂きました。最初に撤収時間と決めていた14時半に気付かず、14時40分には、2nd-QSOとなった広島市安芸区のJG4局からお声掛けがありました。

 

そのQSO途中で雨が降り始めたので、JG4局にはファイナルを送り、周波数をクリアします。そこで初めて撤収予定時間を過ぎている事を認識します。その後は、急いで撤収に入りましたが、直に雨も止んでくれたので、余裕を持って作業に入る事が出来ましたね。撤収して自宅に戻る途中に、家内から長男ファミリーが既に来ている事を知ります。16時16分に自宅に戻ってからは、長男ファミリーと雛祭り会と誕生日会を開きましたね。

 

トランクの下層スペースの様子です

 

 

タイヤベースをセットしました。

 

 

アンテナポールを挿して蝶ナットで固定しました。

 

 

小型ローテーターの本体部をセットしました。

 

 

小型ローテーターのローター部をセットしました。

 

 

一旦、トランクの戻り収納袋を引き寄せました。

 

 

収納袋からブーム本体を取り出しました。

 

 

DO-2B8アンテナを取り付けて完成させました。

 

 

付け焼き刃的に引っ張り紐をセットしました。笑

 

 

一気に4.5メートルまで引き上げました。

 

 

DO-2B8アンテナの近影です。

 

 

後部座席のCAT-283アンテナチューナーです。

 

 

IC-705を使用した通常レイアウトです。

 

 

IWASHN GP-50ポータブル電源から電力供給しています。

 

 

しつこくアンテナ全景写真です。

 

 

ポールもアンテナも前屈みになってます。笑

 

 

全ての準備が終わりました。

 

 

ローテーターのコントローラーは運転席前に置きました。