しかし、それまで、3個あったNBCのYahoo ショップの在庫が、昨夜、僅かな期間で残り1個になっていた事から、もう手に入らないと錯覚して、めちゃくちゃ焦って、家内を説き伏せて、ここでも衝動買いしたのでした。しかし、NBCは製造販売メーカーであり、一時的には品切れ入荷待ちにはなるものの、また直ぐに充足されるシステムだったと気付いたのは衝動買いで注文した後だったと言う体たらくだったのですね。全くもって変な奴でした。笑

 

この注文に先立って、ショップに質問した際、自分の顛末記も含めて、BL-50TXの在庫が無くなった時の再入荷の有無(この時はNBCは製造販売メーカーで直ぐに補充される事を誤解していたタイミングです。笑)に関してお伺いしたところ、以下の回答を得たので転記します。(この回答を得たのは注文後でした。)

 

早々のご注文ありがとうございます。明日(12月13日)発送いたします。12VバッテリーがFT-991で使えてIC-7300で使えないことに関して若干説明します。

 

ご存知のように無線機の電圧仕様は13.8V±15%が一般的な仕様です。ということは、下限は11.7Vになります。ただこれはあくまでも動作を保証するもので、送信出力を保証するものではありません。八重洲無線は昔から低電圧まで動作するのが特徴で9Vまで動作します。また、10Vでも50W送信ができます(実測済)。一方でICOMは昔から電源の範囲が狭く、IC-7300でもこの傾向は引き継がれたようです。12V電池を当方で評価したことはありませんが、リチウムイオン電池を3直列で使用しているものと思われます。

 

この場合は満充電で無負荷で最大でも12.6V。負荷を15A流すと11.5Vまで落ちると思います。この段階で既に下限の保証電圧を下回りますので、容量が半分では10V近くまで落ちますので50W無線機には使えないのではと思います。(ケーブルの問題ではありません)当社の電池は無負荷で16.8Vをシリーズレギュレータ(ノイズ無)で14.5Vに落としていますので安心してお使いいただけます。NBC新津@JH1SUU

 

この返信により、大きく回り道をした挙句に、大枚をドブに捨てて窮地に陥った私のポータブル電源使用による至福の50W運用プランは完全に潰えたのでした。知識不足が招いた自業自得とは言え、この失敗には高い勉強代を伴いました。今後は、BL-50TXを最大出力の50Wで使い切った後は、あと1台残ったポータブル電源でIC-705に供給しながら、144と430MHz帯にQRVするプランに落ち着きそうです。無駄に回り道をせずに、IC-7300MをメインにBL-50TXを選択していたなら、ナガラアンテナもBL-50TXの複数台持ちも夢では無かっただけに惜しまれるところですね。全くもって、回り道した挙句、お金をドブに捨てた輩の真骨頂でした。笑