2023年10月には、当て逃げ事故で手にした軍資金と、家内を説き伏せて了承を勝ち取った小遣いを原資として、これまでの10ワット出力環境から、50ワット出力環境にアップデートしようと思い立ち、ギリギリまで、IC-7300MとFT-991AMとで迷った挙句、「144と430MHzも50ワット出力」と言う甘言に惑わされ、FT-991AMをポイントが半端なく高いIC-705を購入したショップで購入するに至ります。

 

アイコム信者の掟破りのFT-991AMの購入の裏には、実はとある伏線がありました。無線の再開局の後押しとなった「たくてれさん」や、日頃から試聴していた「JK3OTHわっふるさん」も使用されてる無線機がFT-991AMであり、コメントで「非常に使い易い無線機」「移動運用にピッタリの無線機」等々のポジティブな発言があったので、余計に良い印象を持ってしまった事でした。

 

しかも同時期に、たくてれさんも、わっふるさんも「IWASHN GP-50」と言う、12ボルト15アンペアが供給可能なポータブル電源を使用して移動運用する動画がアップされた事で、浅識な私の中で、ポータブル電源であるIWASHN GP-50 + 八重洲無線FT-991AM = 至極の50ワット運用と言う図式が、完全に出来上がってしまっていた事も大きかったと今では考えています。

 

IC-7300Mにも、購入したFT-991AMにも内蔵のアンテナチューナーが付いていましたが、それには最初から期待しておらず、無線機の購入とほぼ同時に、コメットのアンテナチューナーであるCAT-300も購入する事にしました。更には、FT-991AMを選択した事で、アイコムのD-STARの対抗馬のデジタルモードである「ワイヤーズX」にも、自ずと期待感が高まりましたね。

 

しかし、ここで購入予定にしていた「IWASHN GP-50」が、よもやの「品切れ入荷待ち」となってしまった事で、当初のプランに遅れが生じる事態となります。予定では、無線機もチューナーもポイント高を狙って購入し、元々持っていたポイントと合わせて、可能であれば、もう一台のIWASHN GP-50をポイントで交換すると言う事を考えていたからでした。この時は、品切れの情報に、YouTubeを観た人が購入に走ったからではないかと妄想したものでしたね。