2023年の8月19日と20日は、2日連続で比叡山山頂駐車場でアマチュア無線の移動運用を実施しました。8月16日に京都市内で当て逃げ被害にあった正にそのタイミングですね。その時は、Eラーニングで2アマを取得した時でもありましたが、実はその期間は1アマに向けての勉強期間でもあった訳ですが、「無線を封印」とかカッコいい事を抜かしながら、実は完全には封印して無かった訳ですね。すいません!(⌒-⌒; )

 

ともあれ、実際に電波を出しての無線は5月21日に山口県周南市にある山口県最高峰の「長野山」が最後だった事は事実で、この比叡山運用は、実に約3ヶ月振りの運用でした。当日は、スマホの天気予報アプリでは雷マークの付いているものもあり、雷(もしくは雷雨)であれば、無線機に損傷を食らうのも本意では無く、実際に雷模様だった時には、やむなく中止するつもりでした。

 

8月19日の天気は曇りのち晴でした。一部の天気アプリでは雷マークもありましたが、実際には大丈夫そうでしたね。早朝から家内の実家を出発した私は、比叡山ドライブウェイの開門時間から30分過ぎた7時半にゲートを潜り、山頂駐車場を目指します。山頂駐車場に着くと既にわナンバーの1台の車が駐車していました。私は、ガーデンミュージアム横のトイレで用を済ませて、いつもの、バスの待機場所近くのポイントに陣取って準備に入りました。

 

最初の交信は8時11分にLINEで繋がっている高槻市のJE3局との29FMでのスケジュールQSOでした。その後は、早々に433FMにQSYします。8時37分に大阪府堺市モービルのJH3局を皮切りに12時11分に大阪府大東市の飯盛山の移動局であるJF3局まで433FMで突っ走りました。局数では29FMで1局、430FMで15局(内、三重県名張市のJS2局、徳島県小松島市のJA5局を含む)大東市の移動局はQRPの出力2ワットでしたね。

 

比叡山山頂駐車場では運用開始直後には、霧が立ち込めて来たりしましたが、昼に近づく頃には気温も鰻上りで、しかも大した風も無く、湿度も高くなっていたので、ノイズ対策でエンジンを切って、窓をフルオープンにしてはいましたが、人間様より無線機様の温度が高く、かなりヤバイ状況になっていました。無線機の背面のバッテリードックには、6cm角のUSBファン、無線機から5cm離した場所には2連USBファン、更にはハンドルにクリップした携帯扇風機も無線機様にぶち当てる始末でした。

 

その後は、無線機の電源を落として窓を閉めてエンジンオンで昼食タイムとしました。昼食中はエアコンをフルで効かせて、暫しの至極の時を過ごします。昼食後は51FMにQSYして、13時13分には、滋賀県近江八幡市のJA4/3局を皮切りに、13時32分に大阪府泉南市のJO3局、13時43分に大阪府豊中市のJP3局と3局連続で51FMで交信しました。その頃の日差しは容赦なく右腕に焼夷弾を食らわして意欲を削いでいました。そして、早々に撤収と相成りました。

 

8月20日は開門と同時に比叡山ドライブウェイのゲートを潜りました。山頂駐車場に到着した私は、トイレを済ませた後、昨日のポイントよりも更に2~30m奥に入った場所に位置取りしました。それは、前日のスケジュールQSOのJE3局からのレポートが良くなかったからで、比叡山駐車場には高槻市方向に山があるので、それを幾分か回避したい気持ちが働いたからでした。準備が終わり29FMでCQを出しました。すると、8時3分には、36年振り(1987年)に交信したよ。と教えてくれたJN3局の後に、高槻市のJE3局からお声掛けがありました。すると、レポートが格段に良くなっていましたね。

 

下の写真は2023年8月19日の様子です。