2023年の1月下旬に、無線系YouTuberの「たくてれさん」の動画で、たくてれさんがE ラーニングを受講して「第2級アマチュア無線技士」に合格された事を知ります。しかし、私にとっては高額に分類される受講料を、無線に興味のない家内を説得してまで捻出するのも、あまりにハードルが高過ぎると捉えて、仕方なくスルーした話題でもありました。

 

しかし、5月の下旬になって、とある場所から、約5万円の収入が舞い込むかも知れないと言う情報を知って、その臨時収入でEラーニングを受講する気持ちが固まります。家内には、その臨時収入を受講料に充てる事への了承を得た事で、一気に具体化した行ったのでした。受講資格である3級は持っていたので申し込みにハードルはありませんでした。

 

Eラーニング7月期の募集には、6月1日に速攻で応募、入金して、実質6月2日より通信講座に参加しました。アマチュア無線系YouTuber各氏の最短受講期間である1ヶ月と10日前後からは、かなり離れてしまいましたが、無線工学の計算問題に対して納得の理解が追い付くまで時間を要してしまい、7月24日に判定試験(ネット経由の修了試験)に最短時間で満点合格します。

 

7月27日には、猛暑の中、広島市安佐南区にあるCBT試験会場で本試験を受験して来ます。そこでも法規10問と無線工学20問で試験時間合計150分のところ、併せて1時間弱で退出して帰宅しました。この本試験では、問題形式が判定試験のそれとは違う別角度からの問い掛けになっていました。しかし、自信を持って回答したところ、その結果が8月2日の午後になってメールで到着した次第です。

 

実は臨時収入を受講料に充てがうと言うプランで、家内の許可を受けたEラーニングでしたが、結局、臨時収入が入って来ないと言う事態になって、既に受講が開始されていたので、家内も仕方なく、なし崩し的に許可したと言う後日談があったりします。受講期間中は移動運用を封印してましたが、興部レピーターのロールコールにだけは参加していました。

 

そんな時、同じくYouTuberの方でEラーニングで2アマに合格した後、更に1アマにも合格された「たなやんさん」と言う方が居られるのですが、その方の「Eラーニングで2アマを取得された方は、1アマにも合格する可能性がある」みたいなニュアンスのコメントを発信されていて、それを読んだ事から、♪止せばいいのに♪12月期の1アマに挑戦する事にしたのでした。

 

それは、無謀にも実質4ヶ月勝負(2023年8月から11月末)でしたが、変に自分自身を鼓舞する気持ちに押されて、毎日、机に向かって勉強したものでした。教材としては、「たなやんさん」の解説動画や、JH8CBH佐々木OMの解説動画を参考にしたものの、あまりに根本的な地頭が違い過ぎて、12月2日に実施された第1級アマチュア無線技士の国家試験は見事に玉砕した次第です。

 

2023年の6月から12月の受験日までの半年間。興部ロールコール以外の無線活動を、一切封印して来た私でしたが、以下は単なる詭弁ではあるのですが、家内に対して、「封印したお陰で、2022年2月から2023年5月まで、色んな場所への移動運用で費やしていた費用以上の金額を得て、Eラーニングに回す事が出来たね」と強引に位置付けた私でした。笑

 

再度、1アマを目指すかは、現時点では未知数ですが、勉強を忘れたカナリヤは日々、着実に、元々浅識だった知識が、髪の毛が抜けるが如く忘れ去られている事は確かな事実としてありますね。それに、老い先短い身の上で、全てを犠牲にして受験勉強するのは、何かあった時に後悔が残ると考え、2アマがあれば良いじゃん!と言う考えが先行する昨今です。

 

下の写真は合格通知メールです。