東京オペラシティ アートギャラリーにて
10/10(土)~12/23(水)まで開催されている
デザイナー高橋盾さんのブランド
UNDER COVER の展覧会に行ってきました

このブログをご覧くださる方は韓国に興味持たれてる方が多いと思いますが、韓国とUNDER COVER が絡んだ話だと…
今年上半期のEXOのカムバック期間に2015 S/S "ADVENTURE"のアイテムがステージ衣装に取り入れられてました!
SMの衣装スタイリングでコレクション絡んだ使ってきたものだと、SHINeeのEverybodyのカムバックでのTHOM BROWNE 2014 S/S のミニタリールックが印象的でした。
おそらく、SMのスタイリストチームはリースではなく買取でやってると思うので、金額考えただけでおそろしいですよね…
そもそもUNDER COVERというブランドとは!
UNDER COVER
デザイナーの高橋盾が一之瀬弘法と文化服装学院アパレルデザイン科在学中に設立したブランド。
メンズラインはUNDERCOVERISM(アンダーカバイズム)、レディースラインはUNDERCOVER(アンダーカバー)のブランドネームで発表しています。高橋さんはSEX PISTOLSに強く影響を受けていると語っている通り、コレクションの中でパンクファッション的要素が見られることがあります。高橋さん本人の定義ではUNDER COVERのファッションはモードとストリートの間とのこと。特徴としては、そのコレクションのコンセプトに応じて、レイヤード・配色・プリントなどいろんなアプローチで表現してきます。ブランドのコンセプト自体は毎シーズン高橋さんの頭の中のイメージをアウトプットしたものなので、シーズンごとに変わるとご本人が話してる記事も目にしました。UNDER COVERには熱狂的なファンがいるのも特徴的です。
2003 S/Sでパリコレデビューされてます。
今回の展覧会はタイトルが "LABYRINTH OF UNDERCOVER"ーアンダーカバーの迷宮 となっている通り、中が迷路のような複雑な作りになっています。
構成を大きく分けると2つに分かれています。
前半が過去のコレクション映像をカーテンのような布で仕切られたいくつもの小部屋の中で流しているゾーン。
後半は、過去のコレクション作品を展示しているブースです。
前半はオール撮影NGですが、後半部分は撮影可。
特に柵やスタンションが立っているわけではないので、独特のレイヤードの表現をものすごーく至近距離で見ることができます。
わたしの中で印象に残った展示は…
まずはこちら!
過去のショーのDMが壁一面に貼られているコーナーです。
どんなものを見せてくれるんだろう…
見に行きたい、見に行かなきゃと思わせるようなそういうDMの数々。
とても勉強になりました。
他にはコレクションごとの展示だけでなく、途中にいろんなシーズンのアクセサリーだけ集めたショーケースがありました。
さくらんぼのバッグ
コレクションごとの展示については、それぞれコンセプトに基づいてディスプレイされていて、それがまた面白かったです。
2003 S/S "SCAB"
これは初めてのパリコレの時のものですね

パンク的な表現ですが、こういう展示を見てて、これからのハロウィンシーズンの仮装のヒント見たいなものがたくさん溢れてるなと思ってました。
最近のハロウィンのコスプレの主流はグロテスクな部分がかならず入ってるものですよね笑
これは、ガラスの破片が体に刺さったような装飾がされたセットアップなんですが、展示の仕方に工夫があって。
ライトがこの突き刺さる装飾(ガラスなのか素材は不明)にあたって、光が反射して、壁にランダムに模様を映し出すんです。
あー、こういうとこまでこだわるのが空間演出なんだなと思いました。
いろんなアイディアソースが詰まった展覧会です。
開催期間は12月下旬までですが、ぜひみなさんも行ってみてください!
詳しくは展覧会公式HPで↓
151023☆★★