Q: MSPのオスジャックを延長するにはどうしたらいいですか?
MSPピックアップのオスジャックをジャック変換プラグを使用して
マイクケーブルにつなげて延長しましたが、
いつも使用してるコンボアンプの音量が上がりません。
A:
アンプのマイクケーブルの端子(XLRメス-XLRオス)の入力口は
ダイナミックマイクのインピーダンス値に対応していることが多いです。
MSPピックアップは通常のピエゾコンタクトピックアップと同様、
ハイインピーダンスで、
ダイナミックマイク(普通のマイク)はローインピーダンスです。
インピーダンスのマッチングが取れていないことが
音の異常の原因の一つと考えられます。
アンプによってはマイクケーブル端子(XLR)と
楽器用ケーブル端子(フォンモノラル)の挿し口が同一になった
コンビネーションジャックになっているものがあります。
※上記写真はオーディオインターフェイスの入力口ですが、
コンビネーションジャックの例としてご覧ください。
挿し口が同じだとインピーダンスの変換をせずに
マイク端子で入力しても問題なさそうに感じますが、
同じ挿し込み口でも、マイク入力端子(XLR)が
ローインピーダンス受けで、
楽器用端子(フォンモノラル)は
ハイインピーダンス受けとなっていたりします。
アンプの説明書には入力口のインピーダンスや
何を接続する入力口なのかが書かれています。
入力インピーダンスが適正かどうかご確認ください。
MSPピックアップは1~2MΩ程度とお考え下さい。
ダイレクトボックス(DI)のようなインピーダンス変換装置を
お持ちでない場合は、
-------------------------
MSPピックアップのオスジャック
↓
メスーメスの変換プラグ
↓
楽器用シールドケーブル(モノラルフォン)
-------------------------
のように延長してみるのもいいかと思います。
(下写真参照)
--------------------------------
↓お買い求めはコチラ↓
--------------------------------