『ハートソング』 | 今日の One Leaf 

『ハートソング』

マティ ステパネク, Mattie J.T. Stepanek, 廣瀬 裕子
ハートソング―すべての人のこころに歌を
著者、マティは、3才の時、一歳上のお兄さんを亡くしたあとから詩を書き始めたそう。
同じ病気だったお兄さんの死に、私たち大人が想像するより、
はるかに深い想いを抱いたのだろう・・・。
たくさん涙もながしただろうな・・・。
詩が、せつないくらい、あたたかく、愛にあふれている。

" ハートソング "

" こころのおくにある歌。

 ぼくにしか聞こえない。

 目をとじて、じっとしていると すぐ、聞こえてくる。

 目をひらいて、いそがしく動いていても

 そっと耳をすませば

 こころの歌は聞こえる。

 それでしあわせになる。

 どんなときより、しあわせに。

 この広い世界の中のどこより なにより、だれより、も。

 たとえば、天国にいくことを 考えるのとおなじくらい、しあわせに。

 たまに、メロディやことばがちがうこともある。

 だけど、いつでもおなじ 

 とくべつな気持ちになる。

 それで、お兄ちゃんやお姉ちゃん ほかのすてきなことを思い出す。

 これは、ぼくだけのとくべつな歌。

 だけど、おしえてあげる。

 だれにでもこころなかに とくべつな歌があることを。

 世界中のみんながとくべつな こころの歌をもっていることを。

 もし、まほうのような、音楽をかなでる こころを信じれば

 しあわせになることを信じれば

 みんなにも

 自分の歌があることがわかる。"


すてきなすてきな世界のため―ハートソング〈2〉
ホープ・スルー・ハートソング