いずみの国

大阪府和泉市府中町2丁目7−5

和泉市役所前に設置された石碑。

いずみの国は日本の地方行政区分である令制国の一つで「泉」と表記された。

国名「和泉」は713年、諸国郡郷名著好字令により国名を二字にする必要があったため。

716年、河内国から和泉郡・日根郡を割き、大鳥郡を併せて和泉監が建てられた。

元正天皇の離宮(珍努宮、茅渟宮、和泉宮とも)を造営。

740年、和泉監は廃止されて河内国になる。

757年、再度分離して和泉国が設置。

1868年、和泉国の管轄地域が分立して堺県が発足。

1870年、土浦藩領、旧幕府領のうち岸和田藩預地が堺県の管轄。

1871年、摂津国との境界が堺大小路、長尾街道(大津道)から大和川に変更。

1871年、廃藩置県により藩領が伯太県、岸和田県、吉見県および小泉県、淀県の飛地となる。

第1次府県廃合では全域が堺県の管轄、第2次府県統合により大阪府の管轄となる。