旧萱野家・大石順教尼の記念館

和歌山県伊都郡九度山町九度山1327−1

江戸時代、高野山真蔵院の里坊(不動院)として建立。

民家(萱野家)として現存。

里坊とは山寺の僧などが住む住居のことで明治時代まで続いた。

明治時代、養父中川萬次郎の狂刃により六人斬り事件に巻き込まれ、17歳で両腕を切り落とされた大石順教尼。

書画の世界へと飛び込み、筆を口にくわえながらも尼僧を志した。

高野山での出家を目指していたが、旧不動院・萱野正之助、タツ夫婦が菩提親となり高野山天徳金山大僧正を師として得度。