野口城跡

兵庫県加古川市野口町野口391−3

野口稲荷祠にある碑。

室町時代、兵庫県三木市にある三木城の支城として築城。

城主は三木城・別所長治の家臣で大筒・小筒の名手として知られた長井四郎左衛門長重。

かつて「播州一の名城」とも謳われた。

周囲は野口段丘の先端部に位置し、低湿地帯で覆われた自然の要害地。

1578年、別所氏が離反し、織田信忠と羽柴秀吉による「三木合戦」が勃発。

加古川の糟谷氏・姫路の小寺氏の援軍らが加わって三日三晩攻め立てられ、落城。