三日月藩乃井野陣屋館
兵庫県佐用郡佐用町乃井野966
1697年、津山藩森家の改易に伴い、その分家である森長俊が当地に移住。
佐用町や宍粟市の一部を含む藩主となった。
1698年、長俊は領地入りし、藩庁の陣屋と家臣屋敷の建設に着手。
1700年、完成。
戊辰戦争では官軍に付き、参戦。
1871年、廃藩置県により、藩庁としての役目を終え解体。
物見櫓は、三日月藩の乃井野陣屋で唯一現存する江戸時代の建築遺構。
施設内では物見櫓の煉瓦、鎧甲、絵図、陣屋から出土した瓦・陶磁器などを展示。