舞台『ファン・フォーム』 | アートクリエイターsou.shinonome

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「いきもの」をモチーフに
 cuteでfunny なアクセサリーや雑貨を
 手描きのオリジナルイラストを使って
 制作しています。

先日、舞台を観てきました。

宝塚月組トップ男役だった瀬奈じゅんさんが主演で
内容は同性愛者なマンガ家の主人公と
実はゲイの父親の家族という興味深い内容。

ポスターのボーイッシュな瀬奈さんが
昔を彷彿とさせてカッコイイ(笑)

当時もファンではないけれどこの人の
カリスマ性はスゴイと思ってたので再確認した感じ。

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主人公が自分が同性愛者だと感じて葛藤してる様子
同性愛者(バイセクシャル?)の父と母の壊れた夫婦関係
自分を認めて生きるのか、それとも隠して生きるのか

父は自分をどう思っていたのか…
愛されていたのか?
なぜ父は自殺したのか?

という問いかけを「漫画に描く」ということで
当時を回想して想いが交差していくシーンが
とても心を揺すぶられるというか
意味もなく涙が出てくる感じでした。

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アーティスト(芸術家)として育てたい父の教育方法
時にぶつかり、時に共感しあったり
芸術家という職でなく漫画家になった主人公。

いろんな捉え方があるけれど、私は…

幸せな家庭(家族)を求めているのに
家族になれない同性を愛してしまう自分に悩み
自分のようにならないように子供を完璧にしたくて
やめられない衝動と絶望の中にいた父が
主人公のカミングアウトで決断したんだと思った。

父は偽った人生に終わりを見つけ
主人公はカミングアウトした事で始まった。

悲しいけれどひとつの家族のストーリー

この舞台がいろんな人が見て
感じてくれたらいいな〜と思います。




今回の劇場で
「自分は潔癖だから同性愛者は嫌い」
という驚く発言をした観劇者がいました。
(多分演者さんの誰かのファンなんでしょうけど)


そんな人が今回の舞台を観てどう感じて帰ったのか
私にはわからないけれど、少しでも少数派の人の
生き辛さや自分ではどうしようもない感情を
受け取れたらいいなぁ〜と思いました。
自分が知らないだけで、身近な人が悩んでる
可能性だってあるとおもうんだけどな…ほんと残念。



じゃないと、この舞台を受けて演じてくれた
役者、スタッフ、演奏の方達にも失礼だと思う。
(ま、私的な意見だけど)


なかなかじっくり考えさせられる舞台でした。
最後にパンフレット見て、
大原櫻子さんが演じてた事に驚きでしたポーン
黒髪だしアクティブな黒髪動きだったので
気づかなかった〜滝汗





舞台観劇が終わってロビーに
霧矢大夢さんの舞台ポスターが❗️
思わず写メってしまったデレデレ

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