4年連続リーグ優勝を逃した巨人!チームを優勝へ導く為にも“正捕手”の存在は必要不可欠と言えるだろう。遡る事Ⅴ9時代には森昌彦選手!近年では07年~09年、12年~14年のリーグ三連覇時には阿部慎之助選手と言った絶対的な正捕手が居た。阿部が何故?か一塁へコンバートとなった後、リーグ優勝を達成出来て居ないんだよね。正捕手候補の筆頭は、来季も3年連続でリーグトップの盗塁阻止率を記録した小林誠司選手だろうが、リード面ではシーズン中に山口俊、クライマックスシリーズではエース・菅野智之をノーヒットノーランに導いたと言う実績は有るから悪くは無い。山口俊がノーヒットノーランを達成した7月27日の中日との試合!2巡目の大島から配球をスライダーを混ぜながらの配球に変え、小林捕手の思い切ったリードが好かったと私は感じた。守備面で成長を見せる小林捕手だが、課題として打撃は2016年から2年連続で打率はリーグワーストに終わり、今季は一時打率トップに躍り出るなどしたが、終わって見れば打率219で規定打席に到達して居れば、リーグワースト!守備面を考えると、来季も正捕手候補に名前が挙がるが、今季は夏前に約1カ月近くベンチスタートが続くなど絶対的な存在に至って居ない事も事実として残る。秋季キャンプでは打撃でアピールを続けており、シーズンでも同じ様な打撃力が求められる。昨年の宇佐見真吾選手に続き、今季も打撃が売りの捕手・大城卓三選手が台頭したが、打撃面ではパンチ力が魅力で、小林の2本を上回る4本のアーチを描いた。9月14日に放送されDeNA戦を観て居ると結構好い選手ですね。大城捕手が定位置を確保する為にも、守備力の向上、投手陣からの信頼を得る必要が有る。小林捕手の守備力を考えると打撃面が向上すれば、正捕手は間違いない存在。大城選手も守備面での成長を見せれば、正捕手も近づいて来るだろうし、来季4年振りに復帰する原辰徳新監督体制の下、アピールに成功し正捕手の座を掴むのは誰になるだろう?