可也昔の話だが、国産車の多くはゴム製の泥除け(マッドガード)を付けて居る事が多かった時代(笑)それが、何時しか見掛け無くなったネ!と最近私の周りで話題になりました。友人然り、最近の道路環境変化が影響しているのではと離して居た。かつて、泥除けは本当に実用的なアイテムだった様に記憶した居る。と言うのも舗装路が少なく、タイヤが跳ね上げた小石などで、本当に自動車のボディが傷付くのを防ぐ重要な機能だったからだ(笑)逆に言えば、舗装路が増えるに従い、泥除けが実用上は不要になり徐々にファッションアイテムとなって行く。今でも純正アクセサリーなどにマッドガードは残って愛車のドレスアップ効果には役立って居ると聞くが!トラックなどでは、キラキラとした素材を用いる事で、機能とファッション性を両立させた泥除けも見掛ける。機能性で言えば、今でもラリーマシンはマッドフラップなどと呼ばれる大きな泥除けを付けて居るが、それはグラベルと呼ばれる未舗装路を走る時には必要だからである。舗装路だけと判っていればマッドフラップは空気抵抗となってしまい、性能面に於いてマイナスになるので外す事になる。泥除けによって空気抵抗が増えてしまうのは市販車で有っても同様。少しでも燃費を良くする事が求められる現代に於いて敢えて空気抵抗を増やすアイテムを積極的に装着する理由は無い。勿論、空気抵抗が小さければ最高速や加速性能などのパフォーマンスも伸び、未舗装路を走る機会が減り、機能として泥除けが不要になる。そして、無駄に空気抵抗を増やさないと言うロジックから、泥除けを見掛ける事は減っているのだ。但し、ジープジムニーと言った、本格的なクロスカントリー4WDにマッドフラップが似合うのは、クルマが本来持っている機能を視覚的に示すアイデムと言う理由も有るが、前述した様に、余り見掛けなくなった事で個性が際立つと言う面も有るだろう(笑)その意味では、マッドフラップはリフトアップ系ドレスアップと相性が好く、象徴的なアイテムとも言えるのでは無いかと思うが如何にだね。