お店で一番最初に出て来るものは”おしぼり”ですが、お店で出て来るおしぼりはと言うと不衛生で汚いとか、顔はNGとか言う方がいらっしゃいますが、結構そうでは無いらしいですよ。当初は汚く使用される返却される事を嫌がり販売側が流した嘘らしく、キチンと衛生マ-クが表示されて居るおしぼり(何処に記載して有るのか?)は顔でも手でも拭いてもらい仕事をそっと拭い去って欲しいとの業界の方々のお考えらしい。そこで現在の貸しおしぼりが登場したのは高度経済成長期の1960年代それまで各飲食店は自前のおしぼりを用意していたが、好景気を背景に客が急増して追いつかなくなり、専門業者や団体が生まれたそうですよ。おしぼりの最大のライバル?は、使い捨ての紙おしぼり。此処30年ほど前から支持を広げて居ると言う。その最大の要因は、店が負担するコストは貸しおしぼりが1本7~8円なのに対し、紙おしぼりは1本1円~1円50銭と低コストを武器におしほり業界は押され気味で有るとの事!但し、貸しおしぼりは『ごみを出さず、地球環境に優しい?』と業界は2020年に向け怯まない。貸しおしぼりの文化や産業が根付くのは世界中で日本だけだそうです(少し驚き桃の木!)ヨーロッパにはフィンガーボウルで指を洗いナプキンで拭く習慣が有るが日本のおしぼりはその発展形と言えそうですね。文化を支えるのは、おもてなしの精神とエコ!2020年の東京五輪を機におしぼりを世界に発信出来ればと、飲食店で熱々のおしぼりを顔に当て、自分なりの発信方法をあれこれ考えつつ、タオル地の織り目の隙間からおしぼり文化の明日を透かし見るのも乙な世間眺めではアルマ-ニ(笑