今場所稀勢の里が史上4人目となる昇進場所優勝を決めた春場所千秋楽を”7勝7敗”で迎えた力士は、奇しくも38年前と同じ6人何ですよ!遠藤碧山・栃ノ心・石浦・宇良・大翔丸で6人だ!遠藤と栃ノ心は7勝7敗同士の対戦となり遠藤が勝ち、残り4人の相手は何れも既に負越しが決まっていた力士だったが、4人の内勝越しを決めたのは、碧山と宇良の2人だけで、宇良と逸ノ城の対戦は物言いの付く際どい一番だったし、碧山の相手の妙義龍は十両転落も有り得る前頭14枚目での9敗目で6人の内3人が勝越しと言う力の拮抗する者同士の対戦!当たり前の結果に落ち着いた事こそ、角界に地殻変動が起きた証左だろう。嘗ては間違無く、7勝7敗で千秋楽を迎えた相手に対しては、自分が負けたら十両に落ちると言った心配の無い限り負けてやるものと言う暗黙の了解事として八百長とまでは行かないが相手の立場を思いやる物判りの好さが其処には有っり、お互い”ケガのリスク”だって避けたいと思うのは決して・・・・・では無いだろうか。