皆さ~んに大切な事を!今年の3月11日は何曜日だったか判りますか?2011年3月11日と全く同じ金曜日だったんですよ。(過ぎて観ればね!)当日は、東日本大震災の犠牲者の追悼式が色々な処で実施されて居たが、地震発生の時間には目を瞑り黙祷を捧げた人が此の狭い日本と言う国に何人居たのだろうか?と思うと怖さと言うか日本人の気質と言うか半端呆れてしまう国民性が其処に有る様に思える。日々変わらぬ明日と言うものがどんなに大切なものなのかを私は此の震災で知った。それまで何も考えず穏やかな毎日が送れて居たのは、生まれた時、生まれた場所など、幾重にもラッキーな偶然が重なっただけなのかも知れないが、変わらぬ明日を送る為にはその為の努力が必要なのかもと個人も国も考える様になった。個人の変わらぬ明日を送る努力とは、毎日を精一杯生きる事だったりするのだろうか?では此の国の努力とはなんだろう?何故?5年経った今でも避難者が17万人以上も居るんだろうか?と言う不思議な国日本!素朴な疑問だ。此の国の努力と言うものが誤魔かしと言う様な真逆の方向に進んで居る気がしてならない。今年の3月11日を過ぎて消費者庁が発表した東京電力福島第一原発事故による放射性物質の風評被害に関する今年2月の意識調査では、放射性物質を
理由に福島県産の食品購入をためらう消費者は、去年8月の調査を1.5ポイント下回り15.7%だったと言うニュースがテレビでガンガン流れて居たっ
け。此の国の食品の安全は多数決で決まるって?知って居ますか(笑)こう言うニュースは風評被害を増長させるし、此処で大事な事は今現在どの様な検査をしどの様な数値かと言う事じゃないかと思う。事故による汚染土を保管する場所を、未だに中間貯蔵施設と呼び続ける愚かさは何故?なんだ!最終処分場も無いくせによ!大体福島第一原発事故には莫大な国費が使われて居る事は国民の承知の事実!その金を返す気持ちなど何処にも見えず、電力業界は利益を追求し今年膨大な利益を捻出した事実!広告を出して原発は安くてクリーンなエネルギーですと言う様な広告を仕切る代理店にも記事に顔を出す著名人にも、勿論ふんだんな金が支払われている。そしてなにより、一番許せないのは5年経った今になって真実がポロポロ出て来て居ると言う事!国会事故調委員だった田中三彦氏は、1号機は津波が来る前に地震による配管断裂などで壊れた可能性が高い」と当時から言って居るが然し、東電側
は炉心溶融(メルトダウン)を判定する基準がマニュアルに明記して有ったにも拘らず社内の人間は誰ひとりとして気付かなかったとシラを切って見せた。原発事故の”被害時効は10年”(そんな事知って居る日本の人達が何人居ると思うのか?!)それを待って居るとしか思えない!”東電と国”もマスコミ”も、何時の日か変わってしまうその日まで、面倒な事はしないと言う姿勢で好いのか?!好いのか!と思って居る。