行き成り野球のお話から老後になるが必要な事なので記載する事にした。最近ひとり暮らしの高齢者を身近に観て居ると、こうした言葉を好く耳にする。『食費や光熱費を切り詰めても』余裕が無く”医療や介護と言った命に関わる費用を節約”しなければならない高齢者が今着実に増えて居る。昨年9月頃に何処かのテレビジョンで放映されたスペシャル版『老人漂流社会~“老後破産”の現実~』では、こうした高齢者の実態を取材して大きな反響を得たと聞き及ぶ。事実、厚生年金を”月10万円”で暮らして居た男性は、家賃6万円を引くと手元に残るのは4万円だと言う。公営住宅に引っ越す費用も無く食べて行くだけでやっとの暮らしを続けて居るらしいガ、男性は20年間勤めて居た会社を辞め、飲食店を開いたが、然し、現実はそんなに甘くは無く赤字続きで当然閉店の憂き目。残り手元の資金で借金を返したら、手元にお金が残らなかったと言う。仕事に 邁進する余り結婚もしなかった男性には頼れる家族は無く「頼るカネ」も無くなった。男性は口癖の様に呟く!「こんな老後になるとは思わなかった……」日本は現在、超高齢社会を迎える訳ですが、急増している独居高齢者約600万人が自分の収入や貯蓄を頼りに暮らして居ると言う現実は今の役人達には判るまい。何処かで単身高齢者の年金収入を分析した資料を観たが、大凡200万人が「生活保護水準」を下回る額だと言う事が判って居る。貯蓄が有る内はそれを少しずつ使 い乍生活費の赤字分を補えるが無くなれば必ず!必ず破産状態に陥るんです。結果として、此れから必要な医療さえ受けられず、追い詰められて行く人が少なく無いんですよ。本来であれば、生活 保護で不足分を補填しながら暮らして行ける筈なんですが、世の中そんなに甘くは無く「墓に入る為の貯金」など、手元に僅かでも貯蓄を残そうとすれば、原則生活保護は受けられ無い。その為、自分の年金収入だけで暮らして行かなくては成らず「老後破産」と言う聞きたくは無いが4文字熟語に到達して仕舞う。そして”老後破産”に陥った高齢者が同じように口にする言葉――。”生きて居ても仕方が無い!死んで仕舞いたい!”私は2年前にお袋さまを無くしたので、お袋さまには此の様な語源や此の様な体験はさせて居ないと自負はするが、日本と言う国も何時の日からか情けない社会に成り果てたものですね。冷静に!私は純粋に働きその税金を国が老後等に使用してくれると勘違いしていたので、最近支払うのが馬鹿らしくなって来ましたよ。全くね!(笑えねえよ!)