私が今は亡きお袋に教えて頂いた事の一つが箸の作法!作法と言うよりも遣っては駄目だよと言われた事の方が正しいかな?(笑)その中で嫌い箸や禁じ箸と言われる俗に言う”タブーとされる箸使い”がありますので一緒に食事をする相手に不快感を与えない為にも覚えて置きたいですね。中でも意外と遣りがちな事を記載致します。・刺し箸=食べ物を刺して食べる箸使いの事を言います。料理人への気配りが足らないと叱られそうな行為だと言って居ました。・渡し箸=皿や茶碗の上に箸を渡す事は”もう要りません”と言う意味合いで、食事中は”不味い”と捉えられてしまいます。・寄せ箸=器を箸で引きずる事。此れって結構遣っちゃいますよ料理に感謝する心で手に取って寄せるべきだと言って居た。・ねぶり箸=お箸に付いた物を舐めて取る事を言いますが此れも結構して居る。赤ちゃんでは無いのですから・・・・・違う処でしなさい(笑)。直箸=取箸を使わずに、自分の箸で料理を取り分けたり、同席者に取り分けたりする事!日本では不浄とされています。気配りした心算が間違いになって仕舞う。逆さ箸=箸の上下を返して盛り合わせの料理を取るのもタブー何ですよ気を付けましょうね。逆に上品に見える箸の使い方(1)箸先3センチを目安にする昔から箸先五分長くて一寸と言われ箸先1.5~3センチの処を使う様にして余り箸を汚さない様にするのが美しい言って居た。(2)箸の持ちあげ方”箸は三手で取る”のが正しい持ち方です。先ずは右手で箸の中央からやや右側辺りを持って、箸を取ります。(3)箸の休め方嫌い箸の「渡し箸」は意外と遣り勝ちですが食事中に箸を置く時は、箸置きを使うのが正しいマナーです。箸置きから箸先3センチほどを外に出して置きます。4)割り箸も美しく割り箸の割り方は、膝の上で上下で持つのが正しく、箸を縦にして左右で持つのはNGです。箸置きがない場合は、箸袋を折って箸置きに、食べ終わったら箸先を袋に入れると綺麗に見えます。何時も使うお箸だからこそ、美しい所作に見える使い方を覚えて誰と食事に行っても気後れしない様にと教えて頂いた事が今生きている。お前!本当にしているのかと言われたら全部は無理ですが一応心得としては判ると言う程度かな(笑)