薬も食物も、本来は健康の為に摂るもの。処が飲み合わせや食物との組み合わせによって、その効果を台なしにしたり、逆に毒化して仕舞う事が有る。先ずは、声を大にして言いたいのが、アルコールと薬は絶対に一緒に飲まない方が得策ですよ(笑)酒呑みの私には、のっけから耳の痛い話ですがね。人間の肝臓にはアルコールを分解する酵素が有る事は耳に凧が出来る程語りましたが、酵素が薬の成分を有害化させるケースが時たま有ります。アルコールが体内に存在して居る時に、薬を飲むと薬に対する解毒作用が遅くなって逆転的に”通常より効き目が強くなる”危険性も有るんですよ。特に避けたいのは睡眠薬や鎮痛剤、精神安定剤ですね。薬の効果が増強 されて意識障害を起こしたり、最悪の場合昏睡状態に陥る事も暫し御座いますよ。一方、一見健康に良さそうなグレープフルーツも、高血圧の人に取っては危険になる。グレープフルーツの苦味成分の”フラノクマリン”という物質が、肝臓が薬を分解して無毒化する為に必要な酵素の働きを邪魔するので、薬が何時までも体内に残り、薬の効果を強めて仕舞います。薬が効き過ぎると必要以上に血圧が低下したり、心拍数が増えて命に関わる事は暫し御座います。此れを私がお袋の病の看病をして居た事で質全的に覚えた事です。アルコールなら自業自得と言った処ですがね~ぇ、フルーツで命を落とすのは避けたいものだ。(笑)日常生活に於いて薬を飲む際につい遣って仕舞いがちな飲み合わせNGの例を記載して置きますね。
・コーラにアスピリン
アスピリンは、胃の中がアルカリに近いほうが溶けやすく、効果が表れるのも早い。炭酸飲料は酸性なので胃を酸性化させ、アルピリンが溶けにくい状態をつくり出してしまうのだ。
・アボカドに抗うつ剤
アボカドやチーズなどに含まれるチラミンという物質が、(MAO阻害薬)というタイプの抗うつ剤を服用中に大量に食べると頭痛を起こしたり、血圧の上昇を招く場合がある。
・納豆に抗血栓薬(ワーファリン)←此れって最悪だよ!私のお袋の時散々聞かされた。
巷で血液をサラサラにすると言われている納豆だが、ワーファリンの効き目を弱めてしまうビタミンKが非常に多く含まれているので、絶対一緒に食べるべきではない。
・チーズにカゼ薬(総合感冒薬)
カゼ薬によってチーズに含まれるチラミンという物質が、肝臓で代謝されるのを阻害するため、頭痛や動悸を引き起こす可能性がある。熟成度の高いチーズほど要注意ですぞ!要注意と言う訳で、専門的な事はヤフ-の専門医学から引用しました。