日本の夏(来年だね(笑))を乗り切るのには南国の暑さを経験している方の知恵を拝借するのが手っ取り早いかもと言う事で今回は日本の夏を警戒に乗切る為のエッセンを記載する。特に、フルーツにある調味料を掛けて熱中症対策?実は、タ
イではスイカやパパイヤ、マンゴーなどのさまざまな種類のカットフルーツに、『プリック・グルア』という調味料をかけて食べる習慣があります。熱中症対
策には、塩分と水分を摂ると同時に適度な糖分も摂った方が良いと言われています。このプリック・グルアという調味料は、塩、唐辛子、そして砂糖がブレンド
されています。此の調味料を作るのは至って簡単! 砂糖と塩を3:1の割合で混ぜ、後は好みの辛さに合わせて生唐辛子をみじん切りにして混ぜるだけ。それを好みのフルーツにかけるだけなので、日本でも簡単にできますよね。此の食習慣はタイのみならず、多少、調味料の味に変化はあるものの、マレーシアやインドネシア、ミャンマーや台湾などの高温多湿な東南アジアの多くの常夏の
国にみられます。年間を通して平均気温が30度前後の常夏の国も多く、そんな彼らの昔からの暑さ対策の知恵。日本で取り入れられるものは取り入れて、元気
に夏を越したいですよね。後は、私流の考え方で”無理しない!”此れぞ南国スタイル!南国の人は、どこかのんびりしているイメージがありますよね。日本の南国と言えば沖縄ですが、沖縄にも独特の時間の感じ方があり、それは『ウチナータイム』と呼ばれています。常夏の国インドネシアにも、時間は都合に合わせて伸び縮みするから、人が時間に合わせる必要はない、という『Jam
Karet(ゴムの時間)』という時間感覚が存在します。時には怠け者とも捉えられがちな南国独特の時間感覚ですが、南国・バリ島に嫁いだTさんによる
と、これも立派な暑さ対策なのだと話しておられました。バリ島では多くの人が、日中の暑い時間は、なるべく外へ出ず、家でのんびり過ごし
ます。食料品の買い出しはまだ陽が昇らないうちに済ませ、料理も朝のうちに1日分作ってしまう。お出掛けするのも、夕暮れ時にサンセットを見がてら出掛け
るといった感じ。まだ陽が高いうちは涼しい部屋でのんびり過ごすという生活を毎日するのは仕事をしていると難しそうですが、時間のある日くらいマネしてみ
るのも良いかもしれませんね。何より、南国の人々の時間感覚から学ぶべきことは“無理をしない”ということ。少々怠け者にうつってしまうくらいが熱中症対策には良いということなのです。南国の人はなるべく歩かない生活を送って居るそうです。歩いて直ぐの場所に態々バイクや車で出掛けたり、バイクや車がなければ歩けば好いのですが、出掛ける予定自体をキャンセルしたり。日本人からするとビックリしてしまいますが、此れも無理をしないと言う熱中症対策ですね。本当かよ!日本人的には疑った方が好いかな(笑)